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指輪物語 二つの塔

評価:7/10

クニツィア作の指輪物語ゲーム。

各ラウンドにカードをプレイして、枚数勝負で得点を獲得。

だが、ラウンド毎に必要なカードが違っていて、各ラウンドに必要なカードは最初から決まっている。

刹那的な判断でも大丈夫な「ケルト」に比べて、長期的な判断が必要になる。

カードの補充方法は「ジャンボ グランプリ」と同じ。

だが、このゲームは

・相手が欲しているカードが明確。

・あるラウンドを過ぎると急に不要になるカードがわかっている。

ので、どのカードを捨て、どのカードを握りこむかで非常に悩むことになる。

「ケルト」系列では個人的上位にくるゲーム。

すでに絶版なのが、残念。

「ケルト スパイラル カードゲーム」とかって名前で再販すれば良いのに・・・

指輪物語 対決

評価:6/10

クニツィア軍人将棋。

いきなり欠点を上げると、キャラクター毎にある特殊能力と、それに伴う例外処理。

ルールに書かれた膨大な特殊能力を見て「もうヤラン!即売る!」となったが、溢れでるボードゲーム愛でなんとかプレイに漕ぎつけた。

で、プレイしてみると、さすがクニちゃん!原作の雰囲気を崩さずに上手くまとめている。

前にしか進めない移動システムと、端が狭まり中間が広がるマップ構造が、思いのほか戦略性を高めている。

特殊能力も原作を元にしているぽいので、原作ファンならすんなり頭に入ってて来るんじゃないかな?

指輪物語の映画、開始30分で寝た私には無理でしたが・・・

ゲーム中は終始、サマリーと盤面を行ったり来たり。

原作の知識、あるいはサマリが必須。

郵便馬車

評価:7/10

ドイツの郵便網を作る。

1ターンに最低1枚カードをプレイしつづけなければいけないというルールが面白い。

なので、次のターンに出そうと思うカードぐらいは確保しておかなければならない。

このちょっとした計画性は、ゲームしてる気分になれて心地良いね。

だが、ある程度やっているとカードの組み合わせにある程度のセオリーがあるような気がする。

各都市のカードは3枚ずつあるっていうのを最初に説明しておくと、ゲーマーはカウンティングしたりして面白がれて良い。

遺言

評価:6/10

遺産をもらう為に、いち早く破産することを目指す。

普通のゲームはお金を増やすことが目的だが、このゲームでは減らすことが目的。

そう聞くと奇抜なゲームを想像するが、方向が違うだけでゲーム的な思考はまっとう。

不動産は高く買って安く売る、定期的にお金を減らせるカードは序盤に取っておきたい。

一つこのゲーム特有の現象として、不動産は持っているけど現金がなくて散財できない!って状態が終盤に起こる。

不動産を持っている限り破産はできないので、破産できそうなら早めに不動産を売っぱらう必要があるのだ。

ここらへんのハンドリングだけが、ちょっと変わってるかもね。

1回プレイしただけなので断言できないが、カードのバランスが悪く感じた。

まぁ、「買ったばっかりのマンションをパーティーでボロボロにしてやったぜ!」とかテーマを楽しむゲームなので、やいやい言うもんじゃないか・・・

なかなか面白いゲームだが、テーマを楽しむってのが大半を占めるゲームなので、購入を考えている人はカード名が日本語になっている日本語版を待ったほうが良いだろう。