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ひとひら

評価:6/10

袋から、好きな数だけチップを取り出してバースト!

ゲームマーケット2015春の同人。

袋の中に沢山入った花型のチップ。

これを3回引くことが出来る。

1回に何個引いても良いってのが面白ポイント。

「2個、2個、1個」とか「4個、1個、1個」とか、いきなり6個引いても良い。

これによって、状況に応じた個数選択でニヤニヤできる。

引いた結果、「同じ色が3つ以上」「5色1個以上」になるとバースト。

バーストする前に引くのをやめると、今回引いた結果に応じて特殊効果が発動。

良い効果ばかりなので、出来るだけこの役を揃えていきたい。

さらに、今回ひいたチップの中から1色を選んで自分の衝立の中に入れられる。

衝立の外と中にチップがたまることになる。

最終的に、

衝立外のものは色毎に「ケルト」的な得点。

衝立内のものはプレイヤー間で数を比べて、マジョリティ得点。

衝立外は自分のことだけ考えれば良いが、衝立内のマジョリティは状況見つつ上手くハンドリングしなければならない。

ゲームマーケット2015春の同人の中で一番好き。

バーストや引き運があるので運の比重は高いが、そんな中でも確率やマジョリティを考えながら遊べるのが良いね。

3~4人用になってるけど、多分4人で遊んだほうが良い。

最初に引く数のベストはいくつかで盛り上がったが、僕は基本「2個」派。

ビラボング

評価:6/10

ビラボング

カンガルーのレースゲーム。

多人数アブストラクト。

94年のドイツ年間ゲーム大賞候補入り。

各自が駒を5つずつ。

手番では自分の駒1つを動かすだけ。

動かし方が面白くて、他の駒を馬跳びの要領で大きく移動できる。

しかも、連続ジャンプできる。

チェッカーっぽいのだが隣の駒を飛び越せるだけじゃなくて、空きマスが間にあってもジャンプできる。

これによって、大ジャンプの連続で一気に移動することが出来る。

序盤はユルユル、中盤は駒が散らばって来てダイナミック飛び回り、終盤は駒が減って来て一気に積み将棋っぽい地味な展開に。

見た目は地味だけど、派手な動きもあって面白い。

羊パニック

評価:4/10

羊パニック

羊コマを動かして、自分の羊を良い位置へ。

ゲームは4フェイズに分かれていて、フェイズ毎に得点方法が異なる。

第1フェイズは自分の羊を隣り合わせる。

第2フェイズは自分の羊をできるだけ前へ。

第3フェイズは自分の羊を黒羊と隣り合わせる。

第4フェイズは自分の羊をできるだけ後ろへ。

第4フェイズが終わるとゲーム終了。

各プレイヤーは同じ構成の移動タイルをもっている。

手番で1枚ずつプレイ。

これだけだとアブストラクトだが、たまにダイスによる移動が発生する。

システム的にこれといった特徴はなく、ひねりもない。

ただ、コンポーネントは豪華。

ピーパー

評価:7/10

牌で行う大富豪。

韓国製。

ルールはほぼ「大富豪」なのだが、「ボム」っていう役が特徴。

他の役でリードされていても、無視して出せるのが「ボム」。

一気に流れを変えることができる。

この「ボム」の存在がより手札運を強くしているのだが、展開を派手にして大失点を生み出しやすくしている。

個人戦とチーム戦があるのだが、チーム戦の方がオススメ。

新板はプラスチック製で持ち運びに便利だが、旧版の無駄なでかさと重さが好き。

ビースティーバー

評価:4/10

行列の出来るバー「ビースティーバー」に自分の動物を沢山入店させる。

スカウトアクション9位。

プレイヤーは同じ構成のカードを受け取って個人山札にして、そこから4枚を手札にする。

手札から1枚ずつ出して、行列の最後に置いていく。

行列が5人になった時点で、先頭二人が入店、最後尾一人が捨て札。

で、各カードには特殊効果がある。

この効果、どれも強烈!

いきなり先頭に割り込むライオン

前にいる弱い動物を食い殺すワニ

行列内で強さ1番2番の動物を追放するスカンク

行列の前後を入れ替えるアシカ

等々・・・

手番での選択肢は狭く中盤以降は大体1、2択になる。

真剣に遊ぶのはツライ感じ。

ルール読んで、「同人っぽいな」と思ったのだが、これをドイツがどう料理したかと期待していたら、特に料理してなかった。

カード出してのワーキャーと楽しむゲームだろう。

上級ルールで遊んだら、雰囲気変わるのかな・・・?

カードがディクシットと同じサイズでデカイ。

それだけでテンションは上がる。

ひつじとどろぼう

評価:6/10

カードドラフトとカード配置。

ゲームマーケットで発売された同人ゲーム。

5枚の手札をカードドラフト。

ドラフトしきった後に、5枚のうち4枚を自分の盤面にカードを配置する。

川以外は絵柄が合っていなくていいのだが、飛び地でカードを置けない。

川をつないでおくことで得点になったり、道を街につなげると得点になったり、羊は最後まで維持することで得点になる。

が、そんな羊を盗むのがタイトルにもあるドロボウ。

ドロボウが描かれたカードをプレイすることでドロボウタイルを動かせる。

この時、他のプレイヤーのドロボウも同じ場所へ移動する。

ドロボウが移動した先に羊がいると、それらの羊を総取りってわけ。

シンプルでわかりやすいルールながら、考えどころもあって面白い。

新鮮なルールは無いが、上手くまとまっている。

アートワークもクオリティが高く、テーマにも合っていてとても良い。

ピサ

評価:6/10

アドルング小箱のトリックテイキング。

良い方のアドルング。

トランプとスーパートランプがあるマストフォロートリックテイキング。

ルールをビットで決める。

0~13の4スートを4枚残して13枚ずつ配る。(4人プレイ時)

手札を見た上で、ルール決めを行う。

・トランプカラーとスーパートランプカラー。

・トリックを取った方が良いか、取らない方が良いか。

・ランクの強弱が、0<13か13<0か。

を上から順番に決める。

ルールの決め方は手札からカードを1~3枚をルールカードの側に裏向きにビット。

全員が出したら、オープンして数字の合計が大きいルールに決まる。

それを3回行うと、各プレイヤーは3~9枚の手札を公開していることになる。

その公開したカードから各自が3枚を選んで捨て札にして、他は手札に戻る。

そして、10枚の手札でトリックを行う。

ルール決めのビットが、手札調整になっているのだ。

素晴らしい。

トランプとスーパートランプがあるので、トリック自体は比較的自動処理で進む。

その前のルール決めビットと手札調整がゲームの肝を握る感じ。

ビュッフェの戦い

評価:6/10

「ウントチュース」のリメイク。

変更点は

・得点チップとカードが分離。得点チップは同種類だと上書きされるようになった。

これによって、終盤に近づくにつれ取る順番が大事になっていて面白い。

・カード構成の幅が狭く。

・プレイしたカードの合計を表すトラックの追加。

わざわざ、駒を進めるのが煩わしいんじゃないかと思ったが、パッと見で差がわかってプレイしやすかった。

あと、カードの幅が狭くなったので、使えないカードの割合が減っているのが良い。

ゲームとしてのバランスは良くなっている気がするが、箱の大きさがネック。

そもそも、元の大味さも魅力と言えば魅力だしね。

ピニャ ピラータ

評価:3/10

ヴァッカリーノ作のゴーアウト系。

40枚もあるルールタイルの中から数枚を使うことで毎回違う展開が!!?

っていう、ヴァッカリーノ氏お得意のシステム。

正直、ゲームとしては相当微妙で、ルールタイルの組み合わせによっては「コレ終わるの・・・?」みたいな展開になる。

が、それを覚悟で酷さを笑い飛ばせるなら楽しめるだろう。

実際、2回プレイしたけど、プレイ中の会話は絶えなかった。

ほぼ「なんだよこれ!?ヒデー!」しか言ってないけど。

ビックディール(シュミット)

評価:5/10

色んな資産を奪い奪われ。

より多くの資産の獲得を目指す。

アミーゴの同名「ビックディール」とは無関係。

だが、雰囲気は似ている。

手番では、自分の前に2枚1組のセットを出すか、他のプレイヤーの前のセットを奪うか。

奪うには、同じ種類のカードを出すことで行う。それを防御するには同じ種類のカードを出す。

どちらかが出せなくなるまでカードの出し合いになる。

勝った方が、その勝負で使われたカードをセットに加えて自分の前に置くことができる。

そうやって争いが起こったセットはどんどん枚数が増え、額がでかくなっていく。

これだけだと、かなりの運ゲーになるのだが、ここに「攻撃できる相手は自分よりも多くセットを出しているプレイヤーに限る」ってルールを加えることで若干の戦略性を加えている。

だが、ジョーカーカードの価値が高すぎることで、また運ゲー寄りに。

正直、何度もプレイするゲームではない感じだが、1回プレイする分には中々楽しい。

ゲームの中とは言え、金持ち体験は楽しいものだ。