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セレス

Ceres

評価:5/10

準惑星セレスを舞台にした宇宙開拓。
キック発。Tabletopiaでプレイ。

ベースシステムはワーカープレイスメントだが、2種類のワーカープレイスメントを同時進行するのが特徴。

1つは、オーソドックスに自分のリーダー駒を盤面の共通アクションエリアに配置するタイプ。
もう1つは、盤面にある共有のワーカー駒を自分の前にあるカード上に配置するタイプ。

どちらも早くしないとエリアが埋まったり、ワーカーが尽きてしまったりするので、どちらを優先するか悩ましい。

自分の前にカードを並べてのエンジンビルド的要素もあったりする。

キックにしてはしっかり調整されている印象で、最後までダレずに遊べた。
でも、コレっていう特徴が無いのでヒットは難しいか・・・

セント・パトリック

St Patrick

評価:6/10

2021年のエッセン新作「サルベージ」のリメイク。

アイルランドから蛇を追い払っとされる聖パトリックにテーマチェンジ。

ルールは変わらず。

みんなが手札を嫌いすぎて手札が一周した時の例外処理が追加されている。
普通にやってたら滅多に起こらないと思うけど、システム的な穴を補完してくれるのは嬉しい。

前は代用品で遊んだけど、やっぱり専用コンポーネントでは気持ちの入り方が違う!

あと、3人プレイは手札を1回回すだけで情報が丸見えになるので、向いてない気はする。
実質、4人専用ゲームかも。

セルティカ

Celtica

評価:5/10

共通駒で行うカードすごろく。
クラマー&キースリング。2006年。

5色の駒を進めていくのだが、これらはプレイヤーに属しておらず全員が進められる。

手番では、同じ色のカードを1枚以上出して、その色の駒を出したカードの枚数分進める。
着地したマスに応じて「アミュレットパーツ獲得」「アミュレットパーツを捨てて経験カード1枚獲得」「カード1枚ドロー」を行う。

コース構成が良く出来ていて、パーツ獲得エリアとパーツ捨てエリアが交互にくるようになっていて、パーツ捨てエリアの前で停滞するようになっている。

そして、手札補充方法がいやらしくて、最初に全員に5枚ずつ配られて、手札を使い切った人はラウンドから抜ける。
全員が手札を使い切ったら、再び全員に5枚ずつ配る。
手札が配られた時点で、ある程度の運命は決まっていることになるのだが、出す順番の妙でペナルティを受けずに済んだり、ドローマスの効果で運命を変えられることになる。
あと、アミュレットパーツは別種9枚を集める毎に1点なので、手当たり次第で集めるんじゃなくて、パーツが補充されるタイミングを狙って取りに行くことも重要となる。

あんまり評判が良くないゲームなので、期待せずに遊んだのだが想像以上に面白かった。
BGGでは少人数プレイが推奨されていたので、3人で遊んだのが正解だったのかも。

生活

Seikatsu

評価:6/10

2種類の得点形式のまとまりが良いタイル配置ゲーム。
プレイ人数の表記は1~4人だが、実質3人専用ゲーム。
BGAでプレイ。

手番では手札3枚から1枚を盤面に配置するだけ。
タイルには鳥と花という2つの要素が描かれていて、それらの組み合わせで得点していく。

鳥はタイル配置時に隣接している同じ鳥の数×2点を獲得。

花はゲーム終了に判定。
各プレイヤーは自分側から見て、縦ラインに同じ色がたくさん存在するほど高得点。

これら2種類の得点のバランスをみつつ、タイルを配置していく。

非常にシンプルなルールながら、悩ましいプレイ感。
手札3枚という制限によって、軽快さもあって好みのバランスのゲーム。

「生活」っていうC級感あふれるタイトルが足を引っ張っている気がする。

世界の七不思議:都市+指導者たち(第二版)

7 Wonders: Cities + Leaders

評価:8/10

「世界の七不思議」第2版の拡張。

第1版と変更があるのか知らないけど、第2版には第1版の拡張が適用できないみたいなので、拡張まで買い替える必要がある・・・
仕方ないとは言え、なんだか腑に落ちない・・・

基本を遊んだ直後に拡張を入れて遊んでみたけど、すごい変化を生み出すことを実感した。
戦略の幅がすごく広がるので、繰り返して遊ぶなら必須の拡張。

世界の七不思議(第二版)

7 Wonders

評価:8/10

「世界の七不思議」に調整が入った第二版。

ワンダーやカードに細々と調整が入っているみたい。
多くのマニア達が遊んで調整した結果だろうから、僕みたいな素人は盲目的に「バランスが良くなったんだろうなぁ」と信じてしまう。

何より一番魅力的なのは、コスト無料リンクが文字からアイコンに変更された部分!
自分が確認しやすくなるのはもちろん、他プレイヤーの状況把握も容易になる。
ほぼ、これだけの為に第二版を買ったと言っても過言ではない。

あと、カードの裏面や箱に金の印刷が施されていてリッチ。
が!一番気になったのは、このカードの品質!
妙にペラペラですぐに傷んでしまいそう・・・
普段はスリーブ付けないんだけど、これだけはスリーブ付けようかな。

セブン・ブリッジス

Seven Bridges

評価:4/10

実在する街を使った紙ペンゲーム。
Tabletop Simulatorでプレイ。

特殊ダイス6個を振って、手番プレイヤーから順番に1つずつ選びとって、対応する道を書き込んでいく。
規定ラウンド終わった後に7種類の得点計算を行う。

けっこうダイス運が強いゲームで、ダイス2個分になる「2」とダイス3個分になる「3」をいくつ取れるかが勝負を分けそう。

最後の得点計算では、道沿いの家や木の数を数えたりして事務仕事を思わせる細かさ。

世界でイチバンの国

Lander toppen!

評価:5/10

国のデータを使って遊ぶカードゲーム。

124の国の面積、高度、気温、人口、寿命、GDPが載ったカード。
手札のカードを、「面積が広い」「面積が狭い」「高度が高い」「高度が低い」・・・の計12か所にプロットしていく。

全員がプロットしたら答え合わせして一番正解の国を出したプレイヤーが、その場所のカードを総取りする。

得点部分にちょっとややこしい部分があるんだけど、そこは別に面白さには結びついていなくて、純粋に国のデータをあーだこーだ言い合うのが面白い感じ。

ゲームの特性上、リプレイ性は低い・・・

西部の無法者

Desperados

評価:5/10

窃盗団を組んで建物を襲う。
2004年のカードゲ-ム。

10種類のキャラクター×4色×2枚の計80枚の無法者カード。
これらのカードを建物に配置していき、襲撃の計画を立てる。
建物に襲撃に必要な枚数が置かれると襲撃開始!
全員が手札から窃盗団を選んで同時出し競り。
一番ポイントが高いプレイヤーが建物カードを獲得して得点となる。
この時、負けたプレイヤーも出したカードを失うっていうシビアさ・・・

面白いのは、襲撃時のポイント計算方法。
襲撃の計画時に配置されたキャラクターはポイントが高くなる。(より早く配置されるほど高い)
さらに、それまでの襲撃に成功したキャラクターは指名手配がかかりポイントが高くなるようになっている。
指名手配がかかったキャラクターは場にロックされるので、総枚数が減ってより稀少度が上がる。
ここら辺の価値変動の付け方には痺れる。

襲撃計画時は同じ色のキャラクターしか配置出来なかったり、襲撃時の窃盗団は全て同じ色か同じキャラクターでないとイケナイ制限。
ここら辺の制限の付け方も上手い。
終盤に向けて得点は上がっていくので、勝負どころの為に徐々に「自分の最強窃盗団」を作っていくことになる。

と、ベースシステムに見るべき部分は多いのだが、何と言っても「カード出しが一斉同時出しで負け他プレイヤーもカードを全て失う」ってのは、ちょっと尖りすぎていないか・・・
無法者テーマだから、これぐらい荒れてる方が良いのかな?

セコイア

Sequoia

評価:5/10

振ったダイスでマジョリティ争い。
「オン・ツアー」のデザイナー。

各自がダイス5個を振って、その中から2個2個で2ペア作る。(余った1つは使わない)
ペアの出目合計のタイル上に自分のチップを置く。
これを10回繰り返して、タイル上でチップマジョリティ1位2位が得点。

すごいシンプルなゲーム。
1,2ラウンドで方針を決めると、自分の狙いのダイス目が出るか出ないかのほぼ自動処理。
でも、ダイスゲームはそれぐらいがちょうど良いのか、テンポが良く楽しめた。

順位が確定しなかったエリアは勝敗が決するまで延長戦が行われるのだが、これが思った以上に盛り上がるのも良い!

個人的にダイスゲームは苦手なので、この評価だが、ダイスゲームが好きな人は是非遊んでみてほしい。