「市場のお店」や「キングダム」の亜流?
作者は同じくクニツィア。
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手番では自分の駒を置くか、ダイスを振って置くかの2択。
ダイス目が得点を表していて、縦横の列にいるプレイヤーがそのダイス目の得点を獲得できる。
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「市場のお店」に比べたら、切れ味を欠いてボンヤリしている印象。
まぁ、このボンヤリ感も魅力と言えば魅力かもしれない。
あと、妙にでかいダイスは確実にこのゲームの魅力。
ボードゲームメモ
「市場のお店」や「キングダム」の亜流?
作者は同じくクニツィア。
・
手番では自分の駒を置くか、ダイスを振って置くかの2択。
ダイス目が得点を表していて、縦横の列にいるプレイヤーがそのダイス目の得点を獲得できる。
・
「市場のお店」に比べたら、切れ味を欠いてボンヤリしている印象。
まぁ、このボンヤリ感も魅力と言えば魅力かもしれない。
あと、妙にでかいダイスは確実にこのゲームの魅力。
競馬ならぬ、競羊。
能力差のある6頭の羊のうち、どれが勝つかに賭ける。
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ルール的には「ロイヤルターフ」に近い。
ダイスを振って、走らせる羊が決まる。
走る距離は3種類と休憩の4つの選択肢から、手番プレイヤーが選択。
休憩・歩く・走る・ダッシュ。
休憩は動かず体力回復。
歩くのは、体力を温存してちょっとだけ進む。
走るは、体力を消費しつつ3マスぐらい進む。
ダッシュは、体力を2つ消費しつつ5マスぐらい進む。
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このゲームの特徴は「脱落がある」ってとこ。
20マス中、最後の5マスはラストスパートゾーンになっていて、ここで体力が0になると、その羊はポテンと裏返って脱落。
我々は、自分の賭けていない羊を容赦なくダッシュさせて、脱落させていく・・・
ってことで、1レース目は5頭が脱落。
2レース目は6頭脱落・・・
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ギャンブルゲームではあるのだが、羊のペース配分を考えながら動かすのが面白い。
そこには人の羊を脱落させるという、純粋な楽しさがあったのでした。
資源採掘と社員管理。
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同社から発売された「シベリア」のカードゲーム版。
単体で遊べるのだが、ボード版「シベリア」の拡張としても使うことができるらしい。
めずらしい形態だね。
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ゲーム内容としてはボード版をシンプルにした形。
盤面の採掘者移動がなくなり、直接、場に並べらた資源カードを獲得することができる。
この簡略化は見通しが良くなって好印象。
ボード版は採掘までのステップが多くてちょっとモサッとしている印象があったからね・・・
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運要素はそこそこあるが、それはボード版にもあったし、そこまでシビアさを求めるゲームではない。
そうなると、プレイテンポがあがっているカード版に分があるかな。
柑橘類の農家になって陣取り。エッセン新作。
見た目から古臭い印象を受けるが、しっかり新しい要素も入っている。
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まず、購入方法が面白い。
ひし形を2つくっつけたような形の購入ボードにタイルが並べられている。
そこから縦か横から1列全てのタイルをまとめて購入する。
しばらくタイルは補充されないので、他プレイヤーのことを考えて購入するのかと思ったが、実際は自分のことしか考えなかった。
むしろ大事なのは、購入ボード上に残ったタイルが3枚以下になった時に起こるフィンカの追加。
フィンカってのは家のことで、個々の周りでマジョリティ争いが繰り広げられることになる。
自分の有利な場所にフィンカを建てることはとても大事なのだ。
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更に、収穫っていうアクションも面白い。
盤面から自分の駒を1つ手元に戻すことで収穫を行う。
収穫によって得点と同時にお金も獲得できる。
盤面に自分の駒が多いほど、獲得できるお金が少なくなるので定期的に収穫するのは大事。
収穫後、駒が無くなった農地は誰の物でもない中立の農地になる。
これは、上手くやれば自分の農地に合併できるのだが、中々難易度が高い。
敗色濃厚で、他プレイヤーによる合併が難しそうな農地からは早々に抜けるのも手じゃないかな。
自分の収穫した後の農地を自分の農地で合併して二毛作的なこともできるし。
一緒に決算を起こそうとしていると見せかけて、裏切りの収穫等々・・・
色んな事考えちゃうね。
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パッと見の盤面は広くてドンドコ農地を広げていけそうに思えるが、配置ルールによって、意外と農地を広げるのは難しい。
この狭さが見えてくると、ゲームの面白さもグッと深まりそうだ。
ってことで、注文しちゃったよ。
ジャスト4ファンの続編。
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無印よりも思考は単純化している。
だが、その分運が減り、アブストラクトに近づいているってことでもある。
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あと、無印にあった計算のダウンタイムが無くなっているのが良い。
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後発だけあって、こっちの方が洗練されてるんじゃないかな。
相変わらず見た目が地味だけど、面白いよ。
カードプレイによる4目並べ。
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自分のマスを4目並べたら勝ち。
自分のマスってのは、自分の駒が一番多いマスのことね。
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手番では、手札から好きな枚数のカードをプレイする。
プレイしたカードの数字の合計のマス目に自分の駒を置く。
で、手札は4枚になるまで補充。
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で、もう一つ重要なルール。
自分よりも他プレイヤーの駒が2個以上多く置かれているマスには、配置できない。
なので、他のプレイヤーが1つも置いていないマスに自分の駒を2個置けば、自分のマス確定となる。
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ルールは、ほぼこれだけ。
油断していると簡単に4目並んじゃうので、互いに監視し合ってブロックしていかないといけない。
いわゆる、「お仕事」ってやつ。
個人的に、この「お仕事」を求めるゲームがあんまり好きじゃないのだが、このゲームはお仕事しないといけないことが明白なので嫌な感じはない。
お仕事入門に良いんじゃないでしょうか。
惑星を破壊しまくってダークインベイダー様にアピール。
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5×6に並べられた惑星カード。(5人プレイ時)
各プレイヤーは、いずれかの惑星に自分の宇宙船カードを裏向きに1枚ずつ配置する。
全員置いたら、一斉にオープン。
宇宙船カードには攻撃位置が相対位置で描かれている。
その攻撃位置の惑星を攻撃して、破壊できれば得点になる。
攻撃位置に、他プレイヤーの宇宙船があれば、その宇宙船を破壊することができる。
宇宙船カードには速度も描かれていて、より速度が速い宇宙船から動くことになる。
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あと、攻撃だけじゃなくてバリアってカードもあって、これは他プレイヤーに攻撃された時のカウンターになる。
上手く決まれば非常に気持ちいい。
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見た目やテーマのB級感から警戒して挑んだが、なかなか面白いバッティングゲーム。
3人と5人で遊んだが、どっちも面白かったよ。
プレイヤー毎に宇宙船の攻撃位置が異なるのだが、これは共通で良かったんじゃないかな?
いや、自分の宇宙船に有利な形に惑星の破壊具合を調整させる為か・・・
今、書いてて気づいた。
1匹の羊を1000匹に増やす一人用ゲーム。
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ルール自体はシンプルで、手札からアクションカードを1枚ずつプレイするだけ。
面白さは羊カードの構成にある。
羊カードの種類は1匹・3匹・10匹・30匹・100匹・300匹・1000匹と7種類。
場に羊カードは7枚までしか存在できないので、良い具合に大きい数のカードにまとめていく必要がある。
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一人用ゲームの敵は突如訪れる虚しさ。
このゲームは「テンポの良さ」「1枚1枚異なるイラスト」「プレイを重ねる毎に大幅に増える最終得点」によって、その虚しさを紛らわしてくれる。
数回プレイしたけど、一度も虚しさに襲われなかったよ。ありがとう。
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最適解っぽいものは数回プレイすれば見つかってしまう。
でも、この簡単さも捨てがたいので、カードの種類を増やして、使うセットを変えてレベル分けするとかって拡張がほしいなぁ。
どちらかというと拡張否定派なんだけど、このゲームは拡張を出してほしい。
でも、あんまりごちゃ付かせ過ぎないでね!
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良い感じで進んでいて、「おっ7000匹いけるか?」って思ってたら、6枚アクションカードを残した状態で7000匹達成できた。
3000匹のカードがあると仮定して続けてプレイしたら、13000匹までいけたよ。
秀才やら計算やら書いているが、シンプルを極めたチキンレース。
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中央のアリ地獄のような穴に玉を回しいれて、その球が落ちる直前に自分の玉を転がしいれる。
玉の入れ方によって色んな動きをする。
これぞアナログゲームの醍醐味。
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タイトルの語呂の悪さが目につくが、隠れた名作。