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ジャガーのピラミッド

評価:6/10

「パカル」のリメイク。

ルールはほとんど同じだが、得点システムが変わっている。

相手にカードを重ねさせることで得点を得る。

重ねたカードの階層によって得点が変わる。

「パカル」だとピラミッドの形に意味がなかったが、これで意味が出来た。

良かった良かった。

あと、得点トラックに特殊マスがあって、色々出来るようになっている。

これが煩わしいかと思ったが、元がシンプルなゲームなので、これぐらい味付けがあっても良いかもね。

酋長ボンバボン

評価:5/10

親のリズムを聞いて、お題を当てる。

リズムカルタ。

場には7枚のお題カード。

お題カードには、太鼓マークとおでこマークでリズムが示されている。

親はその内の一つを指定されるので、太鼓と自分のおでこを使って、そのリズムを奏でる。

子は、リズムを聞いて、いち早く正解のカードを叩く。

それだけの簡単アクションゲーム。

「リズムって・・・」と最初はビビったが、叩く場所は2種類だけなので全然難しいことはない。

まぁ、無難なカルタゲームなのだが、太鼓の音が良いので子供は喜びそう。

ジュピターのもとに

評価:5/10

取れるトリック数予想型のトリックテイキング。

さらに、ラウンドが進むごとにカードが抜けていく・・・

トリックを始める前に、手札から1枚を選んで、それを今回の得点札とする。

これを自分が取れると思う場所に置く。

もちろん、この宣言通りになるように狙っていくのだが・・・そうじゃなくても良い!

というのも、他の人が宣言した得点カードも獲得することができるのだ。

そして、得点札としたカードは誰かに取られても取られなくても、以降のラウンドでは使用されない。

どんどん、カードが歯抜けになっていくんですよ・・・

序盤は1~11全てのカードがあるので、3とかだとトリックは取りにくいが、終盤は3でも余裕で取れる。

さらに、最弱にも最強にもなれるゴッドカード、ゴットカードよりも強いジュピターカードや、ゴッドカードよりも弱い生贄カード、という特殊カードは得点カードにできないので、終盤でもプレイカードに残る。

終盤は、そんな特殊カードだらけのテンヤワンヤな展開に。

そんなラウンドが進むごとに変化するプレイ感や、他のプレイヤーのビットを奪い取れるルール等、新鮮で面白い。

でも、自分の宣言を外して、他の人の宣言でのごっつぁん得点には、ちょっとユルさを感じちゃうかな・・・

死者の日

評価:6/10

死者の日というメキシコの行事がテーマ。

お盆のようなもので、家族で故人を迎える3日間。

ガイコツやロウソクを飾り付けるらしく、日本のナスやキュウリに比べておどろおどろしいが、雰囲気はハロウィンに近いらしい。

そこらへんのテーマは置いといて、4人専用ペア戦のトリックテイキング。

スートは黒・緑・赤・青の4色。

黒以外の色はマストノットフォロー。

1つのトリックで同じ色のカードを出せない。

カードは1~10で枚数も色もマチマチ。

10のカードは黒なので、スートに縛られないのだが3のカードが出ると無効になってしまう。

得点となる札は2、4と低めのランクなので仲間が高めを出した時に取らせるのが基本になる。

出たカードは全公開。カウンティングの必要なし!

ありがたい!!

が、他に覚えることがある。

仲間との手札交換や、他プレイヤーへ質問できるカードがある。

これらで得た情報を覚えておかないとイケナイ。

いずれかのプレイヤーが得点カードを獲得すると、相手側に手札を1枚引かれて、代わりの1枚を渡される。

この救済処置によって点差があまり開かないようになっているのだが、過保護すぎる気がしなくもない。

マストノットフォローでありながら、黒はいつでも出せるっていうルールが手を狭めすぎないのが良い。

他にないプレイ感で楽しめた。

「フォードラゴン」って名前で遊びやすくリメイクされているらしいので、そちらも遊んでみたい。

ジャブ

評価:6/10

ボクシングがテーマのリアルタイムゲーム。

二人用。

リアルタイムの二人用というとトランプの「スピード」があるが、この「ジャブ」は、より縛りが弱い。

相手側に対してはとにかくなんでも出せる。

そして、自分の山札が尽きたら「ゴング」タイルを取ってラウンド終了。

互いに、有効打の数を数えて、多い方が勝利点を貰える。

そうなると、手当たり次第にカードを置きまくれば良いのか?となるが、そう単純ではない。

「ゴング」タイルを取ったプレイヤーは-5点になるし、上手くカードプレイすると獲得できる「コンボ」や「カウンターパンチ」の得点がバカにならない。

他にも、「痛打」や「カウンターパンチ」によるダメージも気にしないといけない。

ダメージを受け過ぎてノックアウトしてしまうと、勝利点云々は関係なくいきなり負けになる。

ルールを読んだだけだと、「バカゲーだな」って感想しかわかなかったが、意外と的確さが要求され、且つバカゲー要素も十分。

スポーツゲームは鬼門とされるボードゲームの中では、上手く表現できている方じゃないかな。

リアルタイム系の常として、ルール通りプレイ出来ているかどうかの判定があいまい。

しっかりやるなら、レフェリー役も必要だね。

ジキルとハイド

評価:6/10

ペア戦のトリックテイキング。

ジキル側 対 ハイド側。

2スートしかないのだが、裏からスートがわかる特殊カード。

そして、マストフォローでもメイフォローでもない。

必ず、自分のチームのスートを出さないといけない。

だが、自分の手札から出す必要はない。

いずれかのプレイヤーを指名し、代わりにそのプレイヤーの手札からカードを出してもらう。

得点計算が掛け算なので、下手すると得点差がすごいことに。

中々に緊張感のあるプレイが楽しめる。

2スートしかないので、比較的カウンティングは容易なのだが、このゲームはペア戦。

僕みたいにぼんやりカウンティングしかできないとパートナーから攻められちゃうよ・・・

ってことで、同じレベルのプレイヤー同士で遊ぶのが良いだろう。

絨毯商人

評価:5/10

絨毯を1枚1枚競る。

古めの、かなりシンプルな競りゲーム。

30枚の絨毯が競られた時点で、ゲーム終了。

たくさん登場した絨毯は価値が低く、あまり登場しなかった絨毯は価値が高くなる。

10×10=100枚あるカードの内、ランダムに選ばれた30枚しか使わない。

そうなると、6枚ぐらいでてくる絨毯もあれば、1枚も出てこない絨毯もある。

最初のうちは、どれぐらいの価値になるかよめないので、ギャンブル的に値付けするしかないが、終盤は大体の価値が定まってくるのでシビアな値付けになる。が、その頃には持ち金が乏しい・・・ってわけ。

今となっては、これと言ったゲームではないが、ベースとしては面白い。

これにチョチョッと味付けすれば、面白いゲームになるかもね。

ジョンシルバー

評価:6/10

船員、宝箱、船、のカードが1~13まで。

そこにはプラス点になるコイン。

マイナス点となる地図。

そして、左隣のプレイヤーがプラス点となるリンゴ。

このリンゴがこのゲームのグレードを高めている。

場に一枚ずつカードをプレイしつつ、決算時に自分にプラス点、対戦相手にマイナス点。

そして、右隣のプレイヤーにリンゴを割り振るように目指す。

ルールは非常に良くできているんだけど、重いプレイ感がマイナス。

下手な手を打つと、次のプレイヤーに良いように決算されてしまう。

カードゲームでありながら、ガチ目なゲームバランス。

3人プレイだったので、変にコントロールできそうな気がして重く感じちゃったのかも。

4人だと、どう変化するのか試してみたい。

シュナプス

評価:5/10

言葉だけでタイルの絵を説明する。

「説明する人」と「タイルを取る人」の二人が挑戦。

タイルの中からカードで指定された絵のタイルをパートナーに言葉だけで説明する。

言葉だけじゃ説明が難しいように、似たような絵がちりばめられている。

それだけでも大変なのに、2週目以降はランダムで課題を課せられる。

「一つのモチーフに関して5単語しか言えない」とか

「お題カードを1分間記憶して、その後お題カードを見ずに説明する」とか・・・

これと言った工夫は無いけど、十分に楽しい。

ただ、絵に限りがあるのでリプレイ性は低いかもね。

ジェム ディーラー

評価:6/10

クニツィアによる攻撃的な競りゲーム。

スタートプレイヤーが色を決めて、その色のカードを出し合って競り合う。

負けたプレイヤーもカードを失うってがキツい。

熱くなった勝負で負けると泣いちゃうよ!

5,7のカードは各1枚しかないってのは説明した方が良さそうね。

ゲーマーは覚えておいて、ニヤニヤできるからね。

ただ、青と紫の色が妙にわかりにくいうえに色以外に違いがないのは問題。

どうにかならなかったものか・・・