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Board Game Memo Posts

ビックシティ

評価:7/10

みんなでシムシティ。

区画カードを揃えて、住宅地や商業地や工場を建てる。

区画カードさえ揃えば建てられるっていうシンプルなルール。

お金だったり建物カードだったりがないので、基本的にシンプルな思考で進められる。

ただ、一部建物には建設条件があり、その条件を満たすように街の成長をコントロールしていくのが、このゲームの肝だろうか。

ちょっと邪魔カードの影響がデカ過ぎる気がするし運要素はそこそこ高い。

高評価の原因は、ミニチュアによって成長する街の姿。

徐々に完成していく街並みが見ていて純粋に楽しい。

得点ボーナスを狙うと、住宅地は郊外に、商業地は街の中心に、商業地には銀行が・・・という風に自然とリアルな町並みが形成されることになる。

こういう感覚になるゲームは珍しい。他では「メディナ」とかかな?

「オールドタウン」もそうっぽいな。(やったことないけど・・・)

ちなみに、写真の塗装されたミニチュアは持ち主の方の気合の賜物なので、普通は単色のプレスチックだよ。

アドルングランド

評価:4/10

アドルング20周年記念ゲーム。

アトラクションを建設してアドルングランドを完成させよう。

手番では、カード補充かカード配置を行う。

配置にはコストが必要で、大体のものが手札から何枚かカードを捨てる、もしくは他プレイヤーに渡すってもの。

ここらへんは、サンファンっぽいね。

配置すると、報酬が貰える。

報酬は、勝利点や手札補充等。

この時に、配置した周りのアトラクションのマークによって得点が増加する場合がある。

ルールを読む限りは悪く無さそうなのだが、どうも適当にプレイしてしまう。

盤面を読み解くのが面倒なのが原因なのか・・・

アドルングらしいチープなデザインが原因なのか・・・

このなんとも言えないダメゲームを20周年記念に出すのがアドルングらしいと言えば、まぁそうか。

全カードが違うイラストで、各アトラクションは歴代のアドルングゲームを模しているので、アドルングフリークはマストバイ。

スクウェア オン セール

評価:7/10

多人数オセロ+競り。

5×5の区画にビルを建設していく。

違う色のビルを自分のビルで挟むと自分の色で上書きすることができる。

「オセロ」とか「アタック25」みたいな感じね。

これだけだとシンプルなアブストラクトなのだが、これを複雑で悩ましくしているのが競りの要素。

ビットしてから手番が2周してやっとビルを建設できる。

途中でオーバービットされると権利を奪われると共に、建設時期がズレる。

先を読むプレイングが要求される。

もう、最初は何をすれば良いかさっぱりだ。

ゲームが進むにつれなんとなく見えてくるのだが、終わってみたらやっぱり全然わからない。

完全情報ゲームにも関わらず、展開はプレイヤー次第。

シンプルなルールなのに、この先の読めそうで読めない感じは見事。

良いゲームなんだけど、コンポーネントが試作っぽくチープなのが残念。

是非とも、ドイツクオリティで作り直してほしいものだ。

今の流行には合わないシステムなので難しいかな・・・

小早川

評価:6/10

手札1枚のギャンブルゲーム。

手札は1枚。

数字を比べて一番大きいプレイヤーがコイン総取りっていうシンプルなルール。

だが、数字が一番小さいプレイヤーは場に公開されている小早川カードの数値をプラスできる。

このルールが良く出来ていて程よくドラマが生まれるようになっている。

ベースシステムは良く出来ているのだが、ちょびっと気になる箇所がある。

最終ラウンドだけ2倍になるビット額。

これには無理やりな盛り上げ感を感じちゃう。

ラウンド制じゃなくて規定得点になったら勝ちみたいなルールの方が良いかもね。

収束性が悪くなるけど・・・

あと、スタートプレイヤーは順番に回るようにした方が平等かもね。

あとあと、カード枚数を増やしてカウンティングできるようにしたらゲーマーは喜びそう。

そんな感じにヤイヤイ言いたくなる。

アイデアはとても良いんだけど、調整がもうちょいって感じかな。

ロストレガシー

評価:5/10

ラブレタークローン(公認)。

手札1枚という尖ったルールで一世風靡した「ラブレター」をベースに、要素をちょっと追加。

基本ルールは「ラブレター」と一緒なのだが、生き残った際の処理が数比べではなくて、捜索になっている。

具体的には「失われた遺産」というキーカードがどこにあるかを言い当てる。

ベースがしっかりしているので、つまらなくはないのだがルールが複雑になっている割に展開が狭くなっている印象。

「ドミニオン」に対する「サンダーストーン」って感じかな?

コール トゥ グローリー

評価:7/10

日本勘違い系だが、システムはしっかりしている。

カードを2枚引いて、同じ種類のカードを2枚以上出すか、1枚を捨て札にする。

これを繰り返すだけっていうシンプルなルール。

プレイしたカードはゲーム終了時に得点になるので、あまり捨て札を選びたくないのだが、そう簡単な話ではない。

同じ種類のカードは場に1セットしか存在できないのだ。

他のプレイヤーがより多い枚数出した場合、それまで出していた同種のセットは全部捨て札になる。

どれぐらいの枚数溜まったらプレイするかの判断が面白ポイント。

誰かがカードをプレイしだすとみんながプレイし始めてゲーム終了が急速に近づく。

ほんと、いつ行くかを判断するゲームだね。

あと、捨て札からもドローできるっていうのも肝。

良いカードを他のプレイヤーに与えないようにってのが基本だが、あえて他のプレイヤーが取れるようにして争わせるってのも良い。

取られたくないカードは、他のカードで覆い隠してしまうのも大事。

ここまでシンプルなルールで、程よく悩ましい。

最近の複雑なゲームに慣れていると、このシンプルさはなんだかホッとできる。

あと、ゲームとは関係ないけどカードの質感が独特。

Z-MANのカードっぽくヌルッとしているのだが、良く滑る。

これほど良く滑るカードは始めてかも。

シャッフルがしにくいしにくい。

「ドライブ」からの追加バリアントが2種追加されているのだが、未プレイ。

プレイできたら追記します!

ごちそう畑

評価:5/10

カタツムリを転がして自分の色の苗コマを倒す。

円柱コマを滑り台から転がして、盤面の苗コマを倒す。(魚コマじゃない!)

それだけ!

けど、意外と楽しい。一気に3つぐらい倒せると爽快。

カーブとかかけたりしてね。まぁ、そんなちょこざいなことすると大体失敗するけどね。

最初にランダムに苗コマを置くのだが、これによる有利不利がでかいね。

まぁ、子供向けゲームにそんなこというなってね・・・キモイマンですいません・・・

マネー

評価:6/10

お金でお金を競って、同じ種類のお金を集める。

競りって言うか、交換っていったほうが近いかな。

種類ごとに9枚ずつあるのだが、同じ種類のを5枚ぐらいは取らないと得点としての旨みがないので、各自がお気に入りの紙幣を重点的に集めることになる。

9枚全部集めると500点。

だが、一番安いカードが1枚揃わないだけで380点になってしまう。

慣れてくると、この1枚だけ邪魔ってのが効果的に機能しそうだ。

1プレイ15分ぐらいで終わるし、悩みどころを明快なので、誰でも楽しめるいいゲームだと思う。

お金がキライな人はいないしね。

ニムト

評価:8/10

不朽の名作。

ルールも簡単だし、奥が深い。

やりすぎて、最近あんまりプレイしないが、

たまに初心者とプレイすると良いゲームだなと実感。

4人で、1~44のカードで遊ぶぐらいが好き。

デルファイ

評価:7/10

チキンレースハイパーバトル。

脱落式のチキンレース。

まず、最初に1枚カードを伏せて出す。

一斉にオープンして、数を比べる。

一番数が小さいプレイヤーが数を足すか脱落するか選ぶ。

一人以外が脱落するまで続けて、生き残り順に得点を得る。

ここまでだとシンプルなゲームだが、このゲームを特徴付けているのが数式カード。

×カードや、2乗カードがあって、場のカードに適用できる。

6×6の2乗とか暗算できないような数値も出せる。

「9の2乗で81」

「じゃあ、俺は25の2乗で625!」

みたいなドラゴンボール的なハイパーバトルを繰り広げられるのが魅力。

こう書くと、えらい大味なゲームを想像するが、そうでもない。

カードは全員同じで使いきりなので、大技を繰り出すと他のラウンドで勝つことができず大きな失点を負うことになる。

意外とペース配分が大事なゲーム。

って思わせておいてやっぱり大味にしているのが神託カード。

このカードを出すと、結構強力な効果を持つイベントカードがランダムに適用される。

「全プレイヤーは、場のカードを1枚捨てる」とか

「場の5以下のカードを捨てる」とか

結構ヒドイ。

特に1枚強烈なのがあるので、ガチなプレイヤーはある程度神託カードを抜いた方が良いかもね。