「リカーーーリング」の影響を受けてそうなカードゲーム。
エッセン新作。
・
1は1枚、2は2枚・・・10が10枚っていう「ペアーズ」的なカード構成。
数値は小さい方が強いが、複数枚同じカードを出した場合は枚数が多い方が勝つ。
・
手番では「任意の1枚を出す」「任意の1枚+同数複数枚出し」「パス」のいずれかを行う。
複数枚出しの際に、複数枚出しのカードとは別に1枚出さなければならず、それは複数枚のカードとは別じゃないとダメっていうのがミソか・・・
あと、複数枚出しの枚数は1枚ずつしか増やせないっていうのも「リカーーーリング」っぽい。
・
ただ、手札は循環しない。
最後まで残ったプレイヤーが、出たカードを総取りなのだが、「パス」があるので、プレイヤーによってプレイ枚数が変わってくる。
その差分を手札から渡さないとイケナイので、手札枚数は常に全員同じになるようになっている。
競り合いだすと競り負けたプレイヤーはおろか、他プレイヤーも、とばっちりを食らう。
・
ルールの端々に「リカーーーリング」を感じるが、プレイ感は別物。
配られた手札から、自分の最強の役をいつ出すかっていうシンプルな思考。
ルールを変にこねてるけど、それによる深みは生み出せていない印象。