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タグ: ベーカーストリート

ベーカーストリート

評価:6/10

ブラフと記憶と数字比べ。

二人用。

マルセル・アンドレ・カサソラ・メルクル作。

ブラフと記憶と数字比べっていう珍しいシステムの組み合わせ。

どうせ、ゲテモノだろと思ったのだが、遊んでみると意外や意外!良いシナジーを生み出している。

5つの場で数字比べをしながら、両プレイヤーの手札3枚ずつ計6枚のカードの合計を予想して宣言する。

相手プレイヤーは、宣言値よりも実際の値が小さいと思ったらチャレンジ!
チャンレジしない場合は、カードプレイ&ドロー後に直前の宣言よりも大きな値を宣言しなければならない。

場の数字比べを制するには大きいカードをプレイしたいが、そうすると宣言が苦しくなってしまう。っていうジレンマ。

で、チャンレジに勝った方が、場を1つ選択して、そこにプレイされていたカードの合計値が高い方がその場の得点カードを全て見て1枚を選び取る。

得点カードには、A~Tのアルファベットが書かれていて、これを連番で7枚集めたプレイヤーの勝ちとなる。

チャレンジに負けていても、負けた方が先手になるので、徐々に負けている方が強い盤面になるようになっていて、自然と接戦になるようになっている優しさ。

得点カードは選び取るので、どこにどの文字があるのかを記憶することは大事。

また、場の数字争いに使うカードも重ねてプレイするので、ここも記憶が大事。

どちらの記憶も単体なら何とかなるのだが、どちらもとなると大変!

この記憶ミックスも上手い!

とにかく、オリジナリティが高い!

その上、面白い。

こういうゲームは手元に残しておきたくなるね。