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タグ: ブラス

ブラス:ランカシャー

評価:8/10

ブラス新版。

3時間級ってことで避け続けていたのだが、新版が出たので初プレイ。

結果、今まで遊んで無かったのが悔やまれて仕方ない。

手札から組み立てる計画性。

運河時代、鉄道時代の切り替わり。

ネットワークが共有物でもあり個人のものでもあることから生まれるプレイヤーインタラクション。

全てが新鮮で全く古さを感じない。

例外が多いと聞いていたが、全て意味のある切り分けなので、一回理解できれば苦にならないだろう。

唯一、仮想ネットワークのルールだけが説明コストに対する面白さの効率が悪く感じていたのだが、新版では選択ルールとなっている。

あと、個人ボードが付いたことでタイル構成が一目でわかるようになっているのもグッド。

何よりも、アートワークが綺麗になっているので旧版が発するワレス圧が軽減されているのが素晴らしい。

ブラス:バーミンガム

評価:8/10

「ブラス」の新マップ。

ルールが調整されている。

僕が感じるワレスの奇妙さを取り除いた「ブラス」という印象。

具体的には、綿花の国外輸出のタイルめくりや、リバプール・バーケンヘッドの仮想リンク。

元の「ブラス」自体、ワレス作品の中では奇妙さは少ない方なのだが、それを完全に消してきた。

さらに、セットアップにバリエーションを付けて多様な展開が生まれるようになっている。

「ブラス」をやりこんでいるわけじゃないので、大した比較は出来ないがバーミンガムの方がより洗練されている印象を受けた。

ランカシャーは天才。バーミンガムは秀才って感じか。