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タグ: パンデミック

パンデミック:ホットゾーン

Pandemic:Hotzone

評価:5/10

「パンデミック」コンパクト版。
マップが全世界では無く、北米のみになっている。

通常版とほぼ同じルールで、病原体の種類が4から3になっていたり、役職の数が4つだけだったり、エピデミックの枚数が少なかったり、ワクチン開発に必要なカード枚数が減っていたり、細々とスケールダウンが施されている。

30分ぐらいで気楽に遊べるわけだけど、元の「パンデミック」(さらには付随する色んなバージョン)を知っている身からすると、味気ない・・・

ゲーム中の見せ場が少なくて、下手すると何もないまま終わってしまうことも・・・

「パンデミック」未プレイの人が遊ぶにしても、普通の「パンデミック」を遊んだ方が幸せなんじゃないかな?

一応、「ホットゾーン」独自要素として、危機カードっていうのが追加されている。
山の中に混ぜられて、引かれると良くないことを起こすイベントカード。
この危機カードの枚数で難度調整を行う。
これも、なんだか子供だまし感が強くて好きになれない・・・

パンデミック:科学の砦(ソロ)

Pandemic: In The Lab Expansion

評価:7/10

「パンデミック」の拡張第2弾。
最初に出た3つの拡張は全部トム・レーマンが関わってるのね。
メインは「研究所チャレンジ」なのだが、おまけ的に追加されている「ソロプレイモード」をやってみた。

基本ゲームでも一人二役でやればソロプレイできるんだけど、この拡張は駒や手札は1人分で、CDC(アメリカ疾病管理予防センター)の力を借りて戦うことになる。

手番の最後にCDCの手番があって、そこで以下のCDCアクションのいずれかを実行できる。
・プレイヤー駒の移動
・CDCがカード1枚ドロー
・プレイヤーとCDCの手札交換
・CDC手札を使って治療薬発見
・プレイヤーの役割変更

「プレイヤーの役割変更」が面白い効果を生んでいる。
その名の通りプレイヤーのキャラクターを変更できるのだが、一回使ったキャラクターはゲームから除外されるので、どのタイミングで強力なキャラクターにスイッチするかが肝になってきそう。

一人二役でやるよりも手続きが楽で遊びやすい。
おまけっぽい扱いと言えど、しっかり作っていて好感が持てる。

難易度は若干下がる気がする。