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タグ: バラージ

バラージ:ナイルの情勢

Barrage: The Nile Affair Expansion

評価:8/10

灌漑っていう新要素が追加される「バラージ」の新マップ。

各段に灌漑地があって、そこに隣接する盆地にダムを建てて、そこにたまった水を消費することで灌漑タイルを獲得できる。

灌漑タイルは手番にフリーアクションで実行できるうえに、結構強力なものも多いので、コンボ的な動きが可能になっている。
とは言え、手番毎に使える枚数を1枚に制限してくれていて、超絶コンボが発生しないようにしてくれているのが何よりも有難かった。

ひたすら新作を追い続ける我々ノンリプレイ派にとって、拡張マップは傑作を遊び直す口実になるのが良いね。

バラージ(5人用拡張)

Barrage: 5-Player Expansion

評価:8/10

バラージ」を5人でも遊べるようにする拡張。

エリアが増えたメインボードと、追加のアクションエリア、追加の契約タイルが数枚、重役タイルも何枚か追加されている。
プレイヤーボードは付属しないのでオランダボードを含む「バラージ:拡張 レーフワーテル計画」が必須となる。

5人でも違和感は無く楽しめた。
追加のアクションエリアは2×2だけ。
上級ルールが必須となるので、窮屈さはそこまで感じなかった。

バラージは何回遊んでも面白さが色あせない。
評価7→8にアップ。

バラージ:拡張 レーフワーテル計画

Barrage: The Leeghwater Project

評価:7/10

「バラージ」に2つの要素を追加する拡張。

重機駒を「消費」することがでアクションを行える「外注仕事」。

新たなアクションを開放する「私有建物」。

基本ゲーム → 上級ゲーム → 拡張。

と、要素が増えていく。

今のところ、拡張入りはトゥーマッチ。

上級ルールぐらいが丁度いい。

やり込んだら、拡張入りが丁度良くなってくる日が来るかも・・・

バラージ

Barrage

評価:8/10

水の流れに注目して水力発電。

ルチアーニのキックスターター新作。

上流から下流へ流れる水をコントロールするというと「ドスリオス」を思い出すが、まったくプレイ感は異なる。

流れをコントロールまでの手順が多いので、唐突な流れの変化は無く「そろそろこっちに水が来なくなるなぁ」というのがわかる。

それがわかっても、小回りが効かないプレイ感なので先回りした計画性が必要となるのだが、独特なシステムも相まってそれが叶わない。

強いインタラクション、序盤のミスによる脱落の危険性、カツカツなリソース管理等々・・・うける人は少ないんじゃないかと思ったのだが、みんな高評価。

今遊んでるのはキックスターターをやってるようなイカつい人だからだろうか?

みんなソロプレイガードレールゲームに飽き飽きしてきてたのだろうか。

過去作で実績ある個々のシステムと、新しさのある水の流れを使ったルートビルド。

間違いなく面白いゲームなのだが、気になる点もいくつか。

まず、最終ラウンドのキレの悪さ。

あと、運要素が少ない中で、契約タイルのめくり運が悪目立ちしている気がした・・・

上級ルールや拡張で解決するかも知れないので、試してみたい。

2度遊んでもつかみ切れず、それでいて解明を諦めさせないゲーム構造が最大の魅力だろうか。

(追記)
何度か遊んだが、ドンドン面白くなる。
評価7→8にアップ。