「ヤニブ」の変形。
「タイムボム」のデザイナー新作。
1〜9、5スート。2枚ずつ。「0/10」カードが10枚。
手札11枚を1枚まで減らすことを目指す。
手番では「2枚以上の連番を出す」か「1枚捨札にする」。
連番のスートはバラバラでも良いんだけど、できるだけスートは少ないほうが良い。
というのも、連番を出した場合、スート数分だけ山からカードを引かなければならない。
「1枚捨てた」場合、他プレイヤーの出した連番から1枚選んで取ることも出来る。
狙って欲しいカードを取れるので、連番を作るうえで重要となる。
各自の出した連番は新たな連番を出すまで残り続ける。
自分が出した連番を放ったらかしにしておくと、1枚ずつ取って手札に連番を作られてしまうので、放置しすぎるのも危険。
得点方法にも見どころがある!
手札を1スートの連番にすると全て出して山から1枚引くことになる。
この山から引いた1枚のランクが得点。
これだけだと、ものすごい運なのだが、その数字分だけ山からカードを引いて新たな手札としなければならない。
9は高得点だが、手札が9枚まで戻ってしまい、再得点が大変。
1は低得点だが、即得点化出来るので、むしろラッキー。
誰かが11点獲得したら勝利。
カードゲームは如何にプレイヤーに運要素を納得させるかが肝だと思っているのだが、その加減が絶妙!
これは海外メーカーもほっとかないだろうな。