「バトルライン」的な二人用ライン数比べ。
同名の早取り競りゲームとは別物。
スペインの新興パブリッシャーのエッセン新作。
・
3つのエリアがあって、各エリアには3枚までのボスカードを置くことが出来る。
更に、ボスカードの上には3枚までのアクションカードを置くことが出来る。
つまり、1つのエリアに最大12枚のカードが配置可能。
・
メインシステムは「タイド・オブ・タイム」でも使われた二人でのブースタードラフト。
奇数ラウンドはボスカード、偶数ラウンドはアクションカード。
計6ラウンド行う。
・
カードの効果は様々なのだが、大別すると「エリアポイント」「得点」「お金」。
エリアポイントは、そのエリアカード獲得に関わってくる。
得点は、純粋な得点。
お金は、強力なカードをプレイする際に必要なリソース。
・
エリアの取り合いだけじゃなくて、カードの得点もあって、そのバランス取りが上手い。
カードも使い切りになっていたりして、好感は持てるのだが・・・
カード効果の種類が多過ぎるし場の把握も大変なので、思考が定まらず処理しきれない。
エリアポイントはボスカードからのみ、得点はアクションカードからのみ、みたいにゲームデザイン側でルールを設けて見通しを良くするとかありえそうなのだが・・・
デベロップ不足なのか、時代がごちゃつきを求めているのか。
・
多くのバリエーションカードセットを入れている所を見るに、この処理しきれない感じを楽しむのが正解なのかも・・・