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タグ: アブルクセン

アブルクセン:ヤマネコの王

評価:7/10

「アブルクセン」の拡張第2段。

4種の特殊カードが追加。

自分の前に出せていると5点になる「フール」。

自分の前に出せていると手札の失点が0になる「八重歯」。

自分の前に出せていると、自分の前のシングルカードが3点になる「一匹狼」。

他のカードと一緒に出すと、スナッチから守れる「ヤマネコの王」。

どれも強力だが、手札に残すと1枚マイナス5点の失点になる。

この特殊カード以上に大きなルール変更があって

「1のカードは枚数さえ合えば、すべてのカードをスナッチできる」

これによって、最弱だった1が陽の目を浴びることに。

ただ、Xや13もスナッチ出来るので、収束性は若干悪くなる。

まぁ、1でスナッチしたら、スナッチしたカードを手に入れないリスクが高いので、山札は進行するようになってるけどね・・・

って感じで、ちょっとした味を加える拡張。

拡張を入れたり入れなかったりで、より長く「アブルクセン」を楽しめそうだ。

昔は「拡張なんて大体要らないな」と思ってたけど、最近は良い拡張が増えてきてるね。

拡張技術も向上してきてるのかな。

アブルクセン(エッセン2014 プロモカード)

評価:6/10

エッセンで配布されたというアブルクセンのプロモカード。

ドイツへ行けない我々は、画像をプリントアウトして立ち向かう。

3セットから8セットまでの絵が描かれた6枚のボーナスカード。

最初に4枚セットを出したプレイヤーが、4セットのカードを取る。

その後、誰かが4枚セットを出したら、そのプレイヤーにボーナスカードが移る。

ゲーム終了時にボーナスカードを持っているプレイヤーに加点がある。

とくにヒネリの無い、追加ルール。

ルール聞いた段階で「これって点差が開くだけじゃ・・・」と思ったが、正にそうなった。

手札を溜めこまずに先行逃げ切りでの勝機がほぼ無くなっちゃうしね・・・

まぁ、プロモカードだからね・・・こんなもんでしょう。

プリントアウトだからかな・・・

アブルクセン

評価:7/10

クラマー&キースリングの新作カードゲーム。

なんとなくトランプの大富豪に近い感覚のラミー系?ゴーアウト系?ゲーム。

だが、手札補充がある。

そして、手札補充が変わっている。

手番では手札から同じ数字のカードを1枚以上プレイする。

で、自分の前に置く。

それまでにカードを出していた場合は、手番ごとに出したカードがわかるように分けて置いていく。

で、カードプレイは自分の手札消費と同時に他プレイヤーへの攻撃になっている。

各プレイヤーが出した直前のセットと同じ枚数でより大きい数字をプレイした場合、相手のカードセットを奪って手札にすることができる。

ゲーム終了時に手札はマイナスになるので、手札は増やしたくないのだが序盤中盤であれば、手札調整の為に奪うことには意味がある。

奪われた側は、奪われた枚数分手札補充を行う。

補充の仕方は場に並べられた6枚のカードから取っていくか、山札から1枚引くか。

チケライ方式なので、狙って手札調整ができる。

わざと、攻撃を受けることもままある。

誰かが手札を0枚にするか、場札が尽きたら終わり。

自分の前に出したカードが1枚プラス1点。

手札に残ったカードが1枚マイナス1点。

シンプルなルールでありながら、新鮮なプレイ感。

こういう新鮮味のあるゲームと出会うと、まだこんなひねり方があったかと驚かされる。

やるな!名コンビ!