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ゼロ

評価:7/10

手札と場札を交換するだけのシンプルなカードゲーム。

手札9枚で、場札は5枚。 手番では手札から1枚場に出して、場札から1枚取る。

それだけ。

基本的にカードの数字が失点なのだが、同じ数字が複数枚あると1枚分の失点になる。

さらに、同じ色5枚か、同じ数字5枚を集めると、それらは0点になる。

そうやって、手札の点数が少なくなったら、テーブルをノックする。

全員合わせて2回ノックされたら1周して、ゲーム終了。

同じランクを集めるのはリスクが小さいのだが、同色を集めるのは、4枚か5枚かで、雲泥の差がある。

2回ノックで終了の2回ってのが良くできていて、場が停滞し始めたら、1回ノックして揺さぶりをかけられる。

色を集めていたプレイヤーは焦って、方向転換しだすので場が動くわけです。

揺さぶりを掛けたつもりが、誰かが2回目のノックをして、自分が焦っちゃったりもするけどね・・・

最初のうちは、とにかく失点を減らそうと場とのにらめっこになるが、

慣れてくると他プレイヤーの動向を見つつ方針を決めていける。

初心者もベテランも混ざって楽しめる良いゲームだね。

セブンスペード(トランプ)

評価:5/10

シンプルなブラフトランプゲーム。

山から1枚ずつカードを引いていって、スペードを3枚引くことを目指す。(5人プレイ時)

引いたカードは自分だけ見て、「スペードです」と言いながら自分の前に伏せて置くか、場に捨てるか。

伏せて置いたら、他のプレイヤーはブラフ宣言ができる。

ブラフ宣言があったら、スペードかどうかのチェックをして間違えてた方が脱落。

最後の一人になるか、3枚スペードを引けたら勝ち。

ブラフ宣言をされたら、スペードを伏せていたとしても、そのスペードを捨てないといけない。

これによって、勝ちそうなプレイヤーが簡単に勝てないようになっている。

ブラフ宣言成功しても、個人的なメリットは無いので「お前が言えよ!」「お前こそ言えよ!」っていうブラフ宣言押し付け合いが起こる。

深みがあるゲームではないが、シンプルにブラフを楽しむには良い。

勝利条件の枚数は人数によって変わっていて

5人なら3枚

4人な4枚

3人なら5枚

2人なら7枚

「セブンスペード」ってタイトルなので、二人用がメインっぽい。

多人数の方が面白い気がするけどね・・・

セットトリオ

評価:5/10

「セット」+「クワークル」

3種の図形と3色からなる六角形ドミノ。

5枚ずつ配られたドミノを「セット」のルールに従って配置していって手札無くしたら勝ち。

「セット」と違って、手番順なのでゆっくり考えることができる。

あと、「数」っていう要素が無くなっているので、セット程頭痛に悩まされることはない。

手番の開始時に、ダイスを振って指定されたタイルと接する置き方をしないといけない。

このルールが無いと、かなり簡単に配置できるようになっちゃうからね。

このダイスロールがゲームを緩くしていて中々良い。

だが、悪い面もあって、ダイスを振ってから考えるのでダウンタイムを助長させてしまっている。

コンポーネントは重量感があって良い。

「セット」好きにはオススメ。

セーラームーン マスカレードバトル

評価:6/10

キャラクターものなのに、トップクラスのルール難度。

正体隠匿トリックテイキング。

マストフォロー。

5スート。ただし1スートはオールマイティーカラー。

各カードには上下2つの数字が書いていて、出す際にどちらサイドで出すか選べる。

同じ数字が被ったら打消し。

最初にトリック数のビットがある。

しかも、数だけじゃなくてカードのどちらの数字を使って勝つかも宣言しないといけない。

その上に2チームに分かれての正体隠匿。

あと、特殊カードもそこそこあります・・・

もう、これでもかってぐらい要素が入っている。

「セーラームーン」を見ているお子さんにはもちろん、普通の大人でもこのルールを読み解くのは至難の技だろう。

20年前に、何を考えてこれを出版したのか・・・

だが、ゲーマーなら数トリックプレイすれば、感覚はつかめてきて、他にはない独特なプレイ感を体験できる。

途中でリードカラーを変更したり、カードの上下をいれかえたりするカードが数枚あるので、ガチなトクックテイカーは困り顔。

トリックテイキングって何?って初心者ももちろん参加できない。

対象域はかなり狭い。

セイル トゥ インディア

評価:5/10

20枚ぐらいのカードとコマだけで、90分級のゲーム。

1種類のコマでお金を表したり、船を表したり、建物を表したり、得点を表したりする。

これが、制作コスト削減のためだけではなく、ゲームの悩みどころを生み出している。

このシステムがこのゲームの肝。

少しのコンポーネントで長時間ゲームっていうコンセプトは面白いのだが、

個人的に長時間ゲームには相応のコンポーネントを求めちゃうね・・・

とても面白いゲームってことはないのだが、とても感心したゲーム。

成敗

評価:6/10

カナイ製作所の協力ゲーム。

プレイヤーは、必殺仕事人的な一人となって悪党を成敗する。

悪党もプレイヤー人数分いて、各仕事人が一人ずつ悪党を成敗する。

成敗に行く前準備として自分のキャラクターの能力を上げたり、悪党の秘密能力を調査したりする。

何気に調査はかなり重要。

というのも、「実は善人でした!殺したら負け!」みたいなトンデモな内容も結構ある。

そうこうしているうちに、対決の時間が来る。

対決の判定はプレイヤーキャラと悪党のパラメーター勝負。

パラメーターには素早さ・攻撃力・体力がある。

素早い動きで反撃の間を与えないか、体力を上げて敵の攻撃を耐えた上で、反撃して倒すか。

それぞれの悪党に適切なパラメーター強化が必要になる。

2回プレイしたが、2回とも失敗。

協力ゲームは、難易度高めのが多いが、これは特に高く感じた。

カードテキストは多めなので、そういうのが苦手な人はダメそうだけど、そうじゃなければ、世界観は素晴らしいし、ハプニングも起こりやすく非常に楽しめる。

協力ゲーム好きは抑えておきたい作品。

セブンスナイト

評価:6/10

メルヘンバトルライン。

「バトルライン」っぽい二人用ゲーム。

7つのお花畑を取り合う。

各自が同じ構成のデッキを山札にして、そこから3枚を手札にする。

手札からカードをプレイしていくのだが、好きなお花畑に出せるわけじゃない。

7つのお花畑の上に妖精コマが1つ載っている。

出したカードに描かれた数字の分だけ妖精コマを移動させてその場所にカードを置く。

移動できないようなカードは出せない。

このルールが良い感じに縛ってくれる。

初回プレイでは上手くコントロールできないが、1回プレイしたらなんとなくコントロールの仕方がわかってくる。

これは、同人とは思えないクオリティだね。ナイス。

セントラルマーケット

評価:3/10

野菜を売ってお金を儲ける。

競りゲームなのだが、ビットを上げるのではなく下げる。

なぜかっつーと、ビット金額が買う金額ではなく売る金額なのだ。

低いビットだと儲けが少ないのね。

さらに、売れる個数には制限があって、ビットが少ない人から順番に売っていく。

全員で10個までしか売れない。だから、最初の人が7個売っちゃうと、次の人は3個までしか売れない。

ルール聞く限りなかなかいいぞ!と思ったのだが、どうも数字のバラウンスが良くない。

売れる数が多すぎるのだ。

大体全員売れる。

結果、ビットは最高額の9から始まることになり、9で売れた人が勝つのだ。

あと、特殊カードが3枚あって、ゲームのアクセントとして機能させようとしているのだろうが、蛇足に感じた。

特に野菜を腐らせるカードは完全に個人攻撃な上に強力なので、これを食らったらかなり痛い。泣く。

無茶言って、その場で原文ルール読んでもらいながらのプレイだったので、ルール間違いがあるのかも・・・

世界の七不思議

評価:8/10

やっぱり傑作。

久々にプレイしたが、やっぱり面白い。こういう感想を持てるゲームは良いゲームだ。

ルール量は結構多いので、インストには時間がかかるのだが、その分プレイ時間が短い。

建造物に埋めるカードを気にするようになると、面白さのレベルが上がる。

7人プレイの場合、対面は気にしなかったのだが、今回はチョビッと気にしたら勝てた。

また、面白さのレベルがあがった。

戦略研究しちゃう気持ちもわかる。