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ゴー・ダッ・チーズ

評価:5/10

円形のカードで心理戦。

ゲームマーケット2015春の同人ゲーム。

オカズブランド。

円形に並べられたチーズに対して時計回りに3枚プレイ。

早めに置いたネズミからチーズにありつけるのだが、後ろにネコを置かれると除去されちゃう。

さらに、ネコの前後にイヌが居るとネコを除去しちゃう。

ネズミ<ネコ<イヌ

の仕込み合い。状況見つつ他のプレイヤーのカードを予想するのだが、結局はブラフかブラフじゃないかの2択っぽく感じちゃう。

あと、手札補充が不思議。

手番では3枚プレイか3枚ドローなのだが、手札上限が6枚なので、

みんな3枚補充して6枚してから3枚プレイ、また3枚補充・・・って動きになった。

様々なルールが心理戦の助けになっていると言うよりは足かせになっている印象。

何回かやると、深みが見えてくるのかな?

工房の錬金術師

評価:7/10

工房の錬金術師

スマホを使う推理ゲーム。

推理がベースなんだけど、色々とゴテゴテしております。

錬金術師となって、8つの素材の正体を解明していく。

2つの素材を混ぜ合わせると何かしらのポーションが出来上がるのだが、これをヒントに成分を推理する。

出来たポーションを冒険者に売ったり、素材の正体を学会に発表したり、お金でアーティファクトを買ったり、推理以外にも色々な要素がある。

ここら辺のゴテゴテはチェコゲームズの得意とするところ。

雰囲気はバッチリ!だけど、インストは大変、大変。

多くの推理ゲームは、推理を発表したらすぐに成否判定をするので、かなり自信がないと回答できなかった。

このゲームは、回答した瞬間には成否判定せずに、誰かがイチャモン付けないと判定されない。

なので、ある程度予測が付いたところで「エイヤッ!」と回答するのも全然有り!新鮮!

(とはいっても、ゲーム終了時には成否判定するので適当過ぎるプレイは許されない)

こういうゴテゴテ系は苦手なんだけど、各要素のつながりできているし、推理ゲームの枠に収まらない面白さに昇華できてる。

個人的に、もうちょいスッキリさせてほしいけど・・・

評価6か7で迷ったけど、スマホを使うって部分だけじゃないルール的な新鮮さと、スマホが無くてもプレイできるようにケアしている所にアナログゲーム魂を感じたので評価7あげちゃう!

怪獣王決定戦 ゴジラ

評価:4/10

「ハゲタカの餌食」形式で得点の取り合い。

80枚ぐらいある得点カードを「ハゲタカの餌食」形式で取り合う。

自分の手札は8枚しかないので、使い切ったら、手札が全部戻る。

出てくる得点カードの半分ぐらいがマイナス点。

さらにマイナス点のカードも一番大きい数字を出したプレイヤーが取る。(ハゲタカは一番小さい数字の人)

なので、小さいカードを温存しておくことも大事。

あと、「取ったカードを別のプレイヤーに押し付ける」や「取ったカードを全部捨てる」みたいな特殊カードも有り。

色々と荒いが、バッティングゲームなので、ワイワイ楽しめる。

特撮物が好きな人なら大いに楽しめるだろう。

コルトエクスプレス

評価:6/10

アクションプロットで列車強盗。

スカウトアクション11位。

列車強盗となって列車を襲うのだが、プレイヤーは仲間ではなく全員敵。

奪い奪われのバトルロイヤル。

アクション選択が特徴で、時計回りに1枚ずつカードを共通のプロット山に置いていく。

数周したらプロット山を裏返して、プレイされた順にアクションカードを実行していく。

「マンマミーヤ」っぽい感じ。

なので、他のプレイヤーが何が出して、どういう状況になっているかを覚えておくと有利に動ける。

ガチガチの記憶ゲームなのかと不安になるが、カードを裏向きにプレイする時があったり、アクション実行時にどちらに動くかわからないっていう不確定要素があるので、全然大丈夫。

殴り合いによる険悪ムードも上手く回避されている。

絶妙なマイナス点と、殴るとボーナスが付くっていう言い訳サポート。

ハチャメチャ感を楽しむゲーム。

でも、十分考える部分もある。

程よいハチャメチャ感。

あと、なんと言っても、雰囲気抜群の立体コンポーネント。

正直プレイアビリティは落ちているのだが、それを上回る盛り上げ効果を生み出している。

ワーワー楽しむのに最適なファミリーゲーム。

ゴブリンポーカー(ペアーズ)

評価:6/10

ペアーズの別ルール。

名前がゴブリンなんでアホっぽいポーカーを想像するが、中々考えどころがある。

手札は6枚。

最初にカードを1枚伏せて出す。

で、順番に降りるか残るかの選択をしていく。

降りる場合は、場に見えている一番小さい数字をポットに支払って降りる。

残る場合は手札からカードを1枚伏せてテーブル中央に置く。

全員が選択すると、テーブル中央には残っているプレイヤーと同数のカードが置かれていることになる。

このカードをシャッフルして、残ったプレイヤーに1枚ずつ配る。

自分の前にペアが出来ちゃったプレイヤーは脱落。

ペアになった数字をポットに支払う。

で、生き残ったプレイヤーで同じことを繰り返す。

最後に一人生き残ったプレイヤーがポットを総取り。

上手くできているのは、手番順の決定方法。

残っているプレイヤーの中で一番小さい数字のカードを出しているプレイヤーがスタートプレイヤーになる。

何ゲームかやってると、この決定方法の妙味が味わえるので、実際プレイして体感してみてください!

これまた通常ペアーズより面白い。

普通のペアーズだけやってるのはもったいないよ。

コリュージョン(トランプ)

評価:7/10

プレイ中に何でも話していいって言うちょっと変わったトリックテイキング。

4人専用。

トランプゲーム大全より。

切り札なしマストフォロー。

1トリック1点。

それに加えて、以下のボーナス得点。

2人が同じトリック数ならそれぞれ+10点。

3人が同じトリック数なら、そうじゃない1人が+30点。

4人全員が異なるトリック数なら、一番トリック数が少ないプレイヤーが+20点。

52枚使うので13トリック。

総トリック数が奇数なので、2人2人の2ペアができないようになっている。ニクイ!

多くのトリックテキングは手札の情報を話してはいけないのが暗黙のルール。

だが、このゲームは何を話しても良い。

「何トリックとれそう?」とか。

「ハートでリードしてください!」とか。

もちろん、約束は守る必要はない。

他のプレイヤーが色々言ってるのを聞いてるだけでも良い。

ルールはシンプルなのに、かなり新鮮なプレイ感。

もちろん、トリック好き同士で遊んでね。

ゴア

評価:7/10

ドーン歩き競りとアクションでステータスを上げていく。

植民地開拓がテーマなのだが、陣取り的な要素は無い。

まず、競りにかけるタイルをドーン歩きの要領で決める。

自分のチップをより価値の高いチップに置くことを目指すのだが、他のプレイヤーの思惑もあるので、なかなか思い通りに置けなかったりする。

競りが1順だけの競りなので、ほしいタイルの競りのビットはなかなか痺れる。

競りが終わると、各自3アクション出来る。

アクションは6種類もあるのだが、個人ボードのステータスと紐づいているので把握は容易。

個人ボードの使い方がうまい。

アクション部分で、他プレイヤーとの絡みはほぼないので自分の思うように発展させていけば良い。

その分、競り部分で他プレイヤーと絡むことになる。

インタラクション有り部分とインタラクション無し部分をわけるってデザイン手法は、手堅く面白くなる印象があるね。

このゲームも、概ね平和に発展出来て楽しい。

(追記)

新板もプレイしてみた。

新タイルが意外と多い。

それによって、戦略の幅が広がっていて好印象。

他の細々した修正もバランス調整として良い感じでございます。

ゴールドブロイ

評価:7/10

ビアガーデンがテーマの経営ゲーム。

「コンテナ」や「トランスアメリカ」のデロンシュ作。

盤面には6件のビアガーデンと4件のビール工場。

ビアガーデンは陣地を広げれば広げるほど収入を得られる。

各ビアガーデンはいずれかのビール工場と契約していて、儲けをビール工場と山分けにする。

これらのビアガーデン・ビール工場に出資するのが我々プレイヤー。

儲かりそうなビアガーデン・ビール工場に出資して儲けていく。

出資しているプレイヤーはその店の店長になる権利がある。

店長にならないと、店の拡張や契約しているビール工場の変更ができない。

店長になろうと思ったら、手番を使ってすぐなれる。

だが、他プレイヤーも同様なので、誰かが「俺が店長やる!」って言ったらあっさり奪われちゃう。

良いタイミングで店長になって、ささっと経営方針を変更したい。

複雑そうな感じがするが、システムの幹はバッティング。

基本的に、バッティングを避けた方が良いのだが、場の状況から誰が何をしたいかが程よく見える。

その上で、あえてバッティングしないとイケナイこともある。

ちょっとゲーム慣れてないと難しそうだけど、他にないプレイ感。

隠れた名作だね。

ゴールド アホイ

評価:5/10

シンプルなタイル配置ゲーム。

二人用。エッセン新作。

タイルを1枚ずつ配置していって、6×6に配置したら終わり。

自分側から繋がる通路で宝箱が多い方が勝ち。

陸路と海路どちらも判定するのがミソ。

陸路が広がりにくいタイルは海路が広がりやすくなっている。

あと、新たな列にタイルを置く際は、自分側にしか置けない。

相手側に置けると妨害が簡単すぎるからね。

2014年に出るゲームとは思えない古臭さだが、安定した面白さはある。

「アグリコラ」のルックアウトがこんなゲームを出すとは・・・

コードX

評価:6/10

ジョイントパズルゲーム。

木のバランスゲーム「アルボス」と同じメーカーの作品。

8個ある土台同士を棒で繋いでいく。

棒はスムーズに回転するようになっているので、序盤は自由にグネグネ動かせるのだが、徐々に固定されていく。

そうこうしているうちに、手に取った棒が配置できなくなったプレイヤーから脱落して、最後まで残ったプレイヤーの勝ち。

今回、バリアントルールの「数字による配置制限」を加えてプレイ。

繋ぐ土台同士の数字の和か差の数字が書かれた棒しか配置できない。

1とか2みたいな数字ルール的に置きやすい棒は長いので物理的に置きにくくなっている。

新鮮なプレイ感のゲーム。

グネグネと積み木を動かすのはなんとも楽しい。

タイトルや、パッケージがサイバーだけど、どちらかと言えば有機的な印象。

これは、テーマ付け失敗じゃないかな?