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タグ: Q.E.

Q.E.

評価:7/10

所持金無限の「ハイソサエティ」。

ゲーム内容詳細はpnp版の記事を参照してください。 

製品版になって、コンポーネントが良くなったのはもちろんなのだが、5人プレイが可能になった。

5人だと、より相場観が分からなくなり、自分が親のときにみんなの金額を見て驚くことも。 

情報量が減るので、ゲームを通して1回だけ落札額を覗き見ることができるようになっている。

 序盤の相場観のズレを埋めるのに使うか、終盤のシビアな脱落競争のために使うか。 

4人プレイよりも5人プレイの方が面白く感じた。

遊ぶプレイヤーを信じたゲームデザインで、下手するとゲームが崩壊するんじゃないかと思ったのだが、そうならない!

プレイヤーがいくら無茶をしても破綻しない強さがある。

むしろ、ズレが意外な面白さを生み出したりする。

遊ぶ人によって、様々なドラマが生まれそう。

シンプルなルールなのに他にない面白さ。傑作。

テロリスト的なプレイングがゲームを壊しかねないが・・・そんな人とは一緒にゲームをしなけば良い!

「ゲーム中に1回は0ビッドしないとイケナイ」ってバリアントを入れれば、一応崩壊は防げるかな・・・

Q.E.

評価:6/10

情報戦を紛れ込ませた競り。

プリント&プレイ版。

16枚のカードを1枚ずつ競るだけ。

1人が親となって、まず自分のビッド額を提示する。

他のプレイヤーは、親の提示額を見たうえで、自分のビッド額を書いて親に見せる。

親は全てのビッド値を見たうえで、最高額のプレイヤーにカードを渡す。

親しか落札額がわからないってのがミソ。

持ち金は無限で、いくらでもつけられるのだが、最終的に落札額合計が一番多いプレイヤーは脱落となってしまう。

相場観を共有していないとエラい目に合う。

システムは秀逸。

最高額脱落ルールと落札額の情報の隠れ具合のバランスが上手い!

コンポーネントが無駄に豪華なのがいただけない。

タイル版を3000円ぐらいで出してくれない物か・・・