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タグ: MSバトリー

MSバトリー

評価:5/10

船上で泥棒探し。推理ゲーム。

「CV」デザイナーのエッセン新作。

ゲーム開始時に取り除いたキャラクターカード1枚を当てる、いわゆる「クルー」系推理ゲーム。

立体ボードが目を引くが、システム的に立体である必要は無し!

むしろ、コマが見えづらくてプレイアビリティを下げている。

キャラクターは「船員/乗客」「性別」「年齢」の3ステータスを持っている。

「あなたの手札には船員は2人以上いますか?」や

「あなたの手札に若者は何枚ありますか?」というような質問をして犯人を絞り込んでいく。

で、このゲームの特徴は質問の仕方。

質問の前に「場所」「年齢」「性別」のような質問カードをプレイして、それらのカテゴリーに関することしか質問できない。

基本的にYES/NOでこたえられる質問しかダメなのだが、「ナンバー」カードをプレイすることで答えが数字になる質問が可能になる。

あと、イベントカード1枚が公開されていて、「デッキに移動する」や「乗客同士を同じ場所に移動する」みたいな指示が描かれている。

質問の前にキャラクターを移動することで、条件を満たすことが出来れば質問カードをドローでき、質問の選択肢を増やせる。

また、場所に関する質問はキャラクターの位置が大事になってくるので、質問に合わせてキャラクターを移動することも大事になってくる。

キャラクターの中に「オウム」が入っていて、「オスでもメスでもあり、年齢が無い」という不思議なキャラクターになっていて、推理をかく乱してくる。

「パーフェクトアリバイ」「四人の容疑者」で、推理ゲームの短時間化に成功したわけだが・・・

今作は、再び冗長化している。巻き戻し。

「オウム」を持っているプレイヤーが有利すぎるのも気になった。