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タグ: boardgame

フィニート

評価:5/10

ストリームスに似ている。

このボード形状のせいで全く違うゲームっぽくみえるが、実はこのボードは1から20までの一直線を表している。

1、2、19、20の端っこの数字だけが1マスで他の数字が2マスずつっていう分布もストリームスに似ている・・・。

ストリームスとの違いは、場所は指定されて、置く数字を自分で選ぶってところ。

あと、置く数字が各プレイヤーで違う。

でも、やった感じはやっぱりストリームスに似ている。

むしろ、こっちが元祖か。

果てしなき世界

評価:6/10

「大聖堂」の続編。

とはいっても、システムは全く別。そもそもワーカープレイスメントですらない。

スタートプレイヤーによる資源の分配がこのゲームの特徴。

カードの4隅に描かれた資源をカードの向きによって4人に分配し、他のプレイヤーは否応なしにその資源を受け取ることになる。

資源1つの価値が高いので、この資源分配には結構振り回されることになる。

もう一つの特徴は、ゲーム中に4回ある強制支払。

この強制支払の為の資源をキープしながら、他でコツコツ稼ぐってのが基本的な動きになる。

イベントの出方や資源分配で流れは大分変わるので、ガッチリ計画をたてて進めるというよりは、イベントや資源分配に翻弄されつつ、色々対処できるように広く計画をたてておくゲームかと思った。

毎ラウンド、1枚プレイで、1枚捨てなので、

何を使うかよりも、何を残すかが大事。

原作は読んだことないけど、雰囲気は存分に伝わってくる。

ショコバ

評価:4/10

カシノ系カードゲーム。

カシノとのざっくりした違いは

・カードが1~10。7だけ価値が高い。

・付け札できない

付け札ができないってので、あまり悩むことなく進行する。

相変わらずカシノの肝を理解できず・・・

結構運要素高めで、軽いノリで楽しむのが正解で良いのだろうか?

そういう心構えでやれば、それはそれで良い気がする。

ツヴィッケン

評価:4/10

カシノ系ゲーム。

トランプのカシノとほぼ同じルールですが、

「15、25、30の札がある」

ってのが最大の特徴

この3枚のカードが総得点の大半を占めるので、如何にこれらを取るか、取らせないかが鍵。

がっつりカウンティングしていれば有利にゲームを進められますが、

何にも覚えられない僕には、運の要素は高いように感じました。

何度もプレイしてジワジワ面白くなってくる。そんな気がする。

こういうシブいカードゲームを楽しめる域にはまだ達していない。

新作ばっかり追ってるうちは無理かもな・・・

コンビット

評価:7/10

買うか売るかの二人用ゲーム。

買うときは額面どおり、売るときは同じ色2枚出して数字を掛け算。

これだけのシンプルなルールなのに大変面白い。

手番には買うか売るかどっちかを絶対にしないとダメなので、買いたい物がない時はショーモナイものを売る事でパスっぽいことも可能。

こういう、同じアクションなのに複数の使い方(意味)があるみたいなのにはグッとくる。

実は序盤の売りが大事。最初の20金はすぐに尽きるのだ。

この知識を生かして、初プレイの対戦相手をやっつけるのが僕の楽しみ方。

「トレーダー」って名前でリメイクされている。しかも、4人プレイまで対応らしい。

くるねこコイコイ

評価:3/10

「くるねこ」っていうコミックの付録で付いてくるカードゲーム。

猫カードを順番に出していって、2周した時点で合計値が大きいプレイヤーが得点カードを獲得する。

ここまでだと、普通っぽいゲームですが、そこに強烈な味付けをしているのが「はぴはぴカード」。

猫カードを1枚ずつ出した出した後に、この「はぴはぴカード」がめくられて効果を発動します。

この効果が派手!

「猫カードの合計値が小さいプレイヤーが得点カードを獲得する」

「1周目にプレイされた猫カードを左隣のプレイヤーにまわす」

等々

多発するアクシデントを楽しむにはハピハピな若さが必要だ・・・

僕は歳をとり過ぎた・・・

カイロからケープまで

評価:6/10

競りで、土地を買って線路を延ばす。

競りで土地カードを取って、その後、土地への線路建設。

ぐるぐる手番を回すうちに徐々に増える資材を使って線路建設。

最初に100ポンドあるお金を、競りと建築にうまく割り振りながら8つの線路をひくことを目指す。

この100ポンドを上手く使い切ってゴールってところがなんか楽しい。

300円までで遠足のおやつ買うみたいな。ちょっと違うか。

アドルングは、たまにこういう良作を出すから油断できない。

ただ、ほとんどが駄作ってのがね・・・油断させるよね・・・

インシディアス7

評価:5/10

数字でもフォローしないとダメなトリックテイキング。

色とは別に、リードのカードと同じ数字でもフォローできる(しなければならない)。

あと、最初に取れるトリック数を予想するのだが、その宣言に使うのも手札カード。

3トリック取れると思ったら3のカードを出す。

さらに、最大値を予想したプレイヤーのカードの色が切り札になる。

数字フォローと予想後の切り札決定によるちょっとしたアクシデントはあるが、結構スタンダードなトリックテイキングという印象。

奇抜すぎるのはイヤだけど、ちょっとスパイスがほしいって時に良いんじゃないでしょうか。

パトリツィア

評価:8/10

都市に塔を建てるエリアマジョリティ。

手札のプレイによって、自分のコマをそのエリアに置くと同時に、

次に手札に加わるカードが決まる(その都市の横に置いてあるカード)ってのが面白い部分であり最大の特徴。

カードは全て使い切るゲームなので、「取ったカード」=「後で絶対に使うカード」なのだ。

初回にぼんやりプレイしていも十分楽しいが、この仕組みを意識して再戦すると更に面白くなる。

あと、ゲーム終了時には、全ての都市が調度埋まるようになっている。

ここら辺の構成が非常に美しいですな。無駄がない。

ピチッとしてる。

ピチッとするのは良い事だ。

ひつじがいっぴき

評価:6/10

羊の数が徐々に大きくなるように出していく。

「ひつじがいっぴき、ひつじがにひき、ひつじがさんびき・・・」

子供向けゲームかと思ったけど、ゲーマーもゴニョゴニョ考えられる余地を残してくれている。

あえてパスをして、次の手番に一気に全部出すのを目指したり、次のプレイヤーが上がりそうなら1を出して場をリセットしたり。

カードに数字が書いてないのだが、確かにこれは書かないほうが良い。

小さい子供は指差しながら「1,2,3,4・・・」って数えるだけでも楽しめそう。

絵本の魅力を損なわないように丁寧にカード化されたのがわかる。

ゲームデザインも去ることながらプロダクトデザインが良く練られている。素晴らしい。