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タグ: 西安

西安

評価:6/10

兵馬俑(へいばよう)作りがテーマの1時間級ゲーム。

新人デザイナー。

これがデビュー作だと考えると今後が期待できそうなデザイナーだ。

メインシステムはカードプレイ&ワーカープレイスメント。

カードプレイでリソースを獲得&手番順決定。

ワーカープレイスメントでリソースを消費するアクションを実行する。

全員が同じ構成のカードデッキを持ち、そこから4枚を取る。

そこから2枚を選んで、1枚を手番順もう1枚をリソース獲得としてプロットして同時公開。

手番順に使ったカードの大きさ順にリソース獲得&ワーカープレイスメントを行っていく。

その後、手元に残った2枚を使って同じことを繰り返す。

この2セットで1ラウンドで、これを6ラウンド繰り返す。

カードデッキが24枚で、ぴったり収まるのが気持ちいい。

ワーカープレイスメントアクションは4種。

「兵馬俑を建てる」「道具を買う」「兵馬俑を塗る」「手番順タイブレイクトラックを進める」。

ここも少し変わっていて、前者2つと後者2つがグループになっていて、グループ毎に5個までしかワーカーを置けない。(4人プレイ時)

更に、自分より前に置いているワーカーに対してお金を支払わなけれならず、手番順も大事。

カードは手番順が早くなるものはリソース獲得量も多くなっている。

手番順を取るかリソース量を取るかの取捨選択が悩ましく面白い。

どの要素も上手く機能していて終始楽しい。

得点経路も見えやすく分かり易いのだが、その分展開の多様性は望めなくて、リプレイ耐性は低い予感がしている。