今回のゲームマーケットで話題の新作。
枯山水庭園を造るっていう変わったテーマ。
東京ドイツゲーム大賞からの製品化。
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タイル配置していって、自分の庭園を造る箱庭ゲーム。
面白いのは、ひいたタイルを他プレイヤーに譲渡することで徳を積むっていうルール。
この徳を使って、石を置いたり、他プレイヤーのタイルを奪ったりできる。
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このゲームの特徴は、こだわり抜かれたコンポーネント。
石は見事な塗装で、タイルや個人ボードも大手ドイツゲームよりもしっかりしている。
箱庭ゲームは遊んでいる内に自分の箱庭に愛着がわいていくもののだが、「枯山水」はこの愛着が半端ない。
得点云々よりも「美しい庭を作りたい!」って気持ちが前に出ちゃう!
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どちらかというとシステム重視で評価しているのだが、この雰囲気はそんなこと言ってられない完成度。
作り手の愛がビシビシ伝わってくるね。
値段にひるんで買いそびれたのが悔やまれる・・・