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タグ: 士大夫

士大夫

評価:6/10

昔の中国を舞台にした政治ゲーム。

軍隊、政府、海軍の役人を買収してマジョリティを得たり、外国に軍隊を送ったり、航海に出たりして得点を稼ぐ。

アクション選択はワーカープレイスメントなのだが、自分の駒しか影響しないので、ここにインタラクションは無い。

このゲームの面白いインタラクションが「贈り物」。

「掛け軸」から「船」まで様々な贈り物があって、これを他プレイヤーに贈りつける。

これが恩となってしまい、様々な制限を受けてることになる。

恩を受けている人と同じエリアのマジョリティを取りにくくなったり、「新人獲得合戦」で恩を受けているプレイヤーを応援しないといけなくなったりする。

「贈り物」を多く受け取ると、ワーカー数が増えるというメリットもあるので、一概に悪いことだけではない。

恩義をシステムに取り入れてくるのは面白く、そして機能している。

見た目から受ける印象より要素は少ないので概要の把握は容易なのだが、贈り物ルールがゲームに深みを生み出している。

4人と5人で遊んだが、5人は多すぎた。

3人だと贈り物が機能しにくい気がするので、4人がベストだろう。