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タグ: ワークショップ オブ ザ ワールド

ワークショップ オブ ザ ワールド

Workshop of the World

評価:6/10

握り競りが熱いネットワークビルド。
「ヒストリー オブ ザ ワールド」のデザイナー達。

「ブラス」のように運河時代と鉄道時代の2部構成。
時代の移り変わりで、路線は全て除去されるがマーカーだけが残るあたりも「ブラス」と似ている。

ラウンド開始時にまず、プレイヤー人数分の都市カードがめくられる。
これを各自1枚ずつ獲得していくのだが、取る順番を握り競りで決める。
何位だろうと、握った額をすべて支払うのでギリギリで負けるとぐぐぐぅ・・・となる。

獲得した都市カードの位置に自分のマーカーを置き、更にお金を支払うことで運河(鉄道)を敷ける。
これによって収入が増すのだが、収入が得られるのは時代の終わり・・・
残りのラウンド数を考えてお金を使っていかないと、終盤にはスッカラカンで収入の前借という効率の悪いことをしなければならなくなる・・・

握り競りだったりカードのランダム性だったり、運やバッティングの揺らぎがあるゲームなのだが、不思議としっかり考えさせようと思わせるゲームデザイン。
あんまり評判聞かないゲームだけど、通好みの良いゲーム!