盤面のマットやナットが渋いアブストラクト風ゲーム。
40年前のゲーム。
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ナットを自分の陣地に導くのがゲームの目的。
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手番ではダイスを5個振って、全ダイスを使ってナットの移動を行う。
2~6の目ダイスは目の数と同じナットの列をまとめてズズズっと1マス移動させる。
1の目ダイスは好きなナットを1マスだけ動かせる。
移動の結果ナット群が2つに分離しちゃうような移動はできない。
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この分離禁止ルールがゲームを悩ましいものにしている。
ナット数は限られているので、全体的にズルズルと移動させないと陣地まで持っていけないようになっている。
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今回、5人プレイだったのが、これがダメだった。
1ゲーム目は、初手番と2番手だけでゲームが決着。
2ゲーム目は、もつれこんでゲームが終わらなくなって協議終了。
多人数だと思惑が絡まり、ナットの形状も絡まり・・・ゲームが終わらないのだ。
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と、酷いゲームなのだが、切り捨てられない魅力がある。
ナットが有機物のように動き読み切れない。
ダイスによるランダム要素がそうさせるのか。
少人数だと、マシになりそうな気もするので二人プレイとか試してみたい。