レッド7
シンプルなカードで複雑なカード処理。
「グローリー トゥ ローマ」や「イノベーション」の作者。
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この作者のこれまでの作品はカードテキストモリモリだったのに対して、「レッド7」は1~7の7色計49枚っていうシンプルなカード構成。
だが、複雑なカード効果は健在。
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手札7枚と、自分の前(パレット)に1枚の表向きでゲームスタート。
手番ではカードを1枚プレイ。
その後「最強」になっていないと脱落!
最後の一人になれば勝ち!
「最強」とは何なのかと言うと「自分のパレット内に一番大きいカードを持っている」。
これだけだと、単なるカード運ゲーなのだが・・・
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手札からカードを捨てることで、 最強の定義を変えることができる。
オレンジを捨てると「自分のパレット内の同じ数字の枚数が一番多い」
緑を捨てると「自分のパレット内の偶数数字の枚数が一番多い」
紫を捨てると「自分のパレット内の3以下のカードの枚数が一番多い」
みたいな感じ。
手札補充がないので最初の7枚でやりくりしないとダメなんだけど、このルール変更によって、意外と最強になり続けられる。
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初回プレイ時の印象は「は?なんだこれ?」って印象だったけど、2回目から流れが見えてきてちょっと面白くなってくる。
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さらに、弱いカードに特殊効果を付けているバリアントルールもある。
どうしようもなさ感は減るので、慣れてきたら導入してみてね。
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とは言え、狭い選択肢の中よくわからない展開を楽しむゲーム。