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タグ: レッド7

レッド7

評価:4/10

レッド7

シンプルなカードで複雑なカード処理。

「グローリー トゥ ローマ」や「イノベーション」の作者。

この作者のこれまでの作品はカードテキストモリモリだったのに対して、「レッド7」は1~7の7色計49枚っていうシンプルなカード構成。

だが、複雑なカード効果は健在。

手札7枚と、自分の前(パレット)に1枚の表向きでゲームスタート。

手番ではカードを1枚プレイ。

その後「最強」になっていないと脱落!

最後の一人になれば勝ち!

「最強」とは何なのかと言うと「自分のパレット内に一番大きいカードを持っている」。

これだけだと、単なるカード運ゲーなのだが・・・

手札からカードを捨てることで、 最強の定義を変えることができる。

オレンジを捨てると「自分のパレット内の同じ数字の枚数が一番多い」

緑を捨てると「自分のパレット内の偶数数字の枚数が一番多い」

紫を捨てると「自分のパレット内の3以下のカードの枚数が一番多い」

みたいな感じ。

手札補充がないので最初の7枚でやりくりしないとダメなんだけど、このルール変更によって、意外と最強になり続けられる。

初回プレイ時の印象は「は?なんだこれ?」って印象だったけど、2回目から流れが見えてきてちょっと面白くなってくる。

さらに、弱いカードに特殊効果を付けているバリアントルールもある。

どうしようもなさ感は減るので、慣れてきたら導入してみてね。

とは言え、狭い選択肢の中よくわからない展開を楽しむゲーム。