ピラミッドの探索。
ドーンの新作。SDJノミネート。
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渦巻き状の一本道のコースを進むカードスゴロク。
自分の冒険者は複数いて、どれを進めても良い。
駒は先に進めるほど得点が高くなるようになっているのだが、より大事なのは道中のお宝集め。
お宝を獲得するには、そのマスに自分の冒険者を指定数集める必要がある。
基本的にコースを逆走できないので、獲得に大勢必要な宝を得るにはペースを合わせて進めて行くことになる。
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カードプレイにも工夫がある。
「ボーナンザ」のように手札を並び替えてはイケナイ。
5枚の手札のうち、プレイできるのは右端か左端の2択。
補充は残った4枚の中央に差し込まれる。
この制限が厳し過ぎず緩すぎず、程よい計画性を求められる。
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ノミネートされるまであまり興味を持っていなかったのだが、遊んでみると、計画性と運のバランス、奇抜すぎない新味性、徐々に強いカードが使えるようになる加速感。
なるほどSDJに相応しい。
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SDJ、KDJのノミネート作を全て遊べたので大賞予想をしておこう。
今回の特徴はデザイナーの重複。
ノミネート6作中、ドーン1作、キースリング2作、ヴォルシュが3作!と3人しかデザイナーが居ない。(「ヘブン&エール」は共作だが)
重鎮キースリングと新人ヴォルシュの対決!!
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そんな中、ドーンの「ルクソール」。
ノミネート自体には異論無いが・・・大賞は難しいだろう・・・
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ノミネート作の半分を占めている審査員激推しのヴォルシュ。
彼のゲームはどれもSDJらしさがあって、歳も若いので今後のドイツゲームを担ってくれと言う願いだろうか。
ノミネートの中で、ヴォルシュの代表作となりそうなのは「ザ・マインド」。
ただ、如何せん今回は相手が悪い!
「アズール」のシステムの完成度、 写真映えの良さは超えられない。
「ザ・マインド」のフォロワーがぽこぽこ生まれる未来は危うい気もするし・・・
SDJは「アズール」が固い。
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ヴォルシュの残り2作で、よりヴォルシュらしいのは「クアックサルバー」かな。
既存のシステムでありながらオリジナリティを出し、プレイヤーの感情を上手くコントロールできるデザインセンスは見事。
「ガンシュンクレバー」は個人的にピンと来てないってのもあるけど、ヴォルシュの代表作とするにはちょっと弱いかな。
「ヘブン&エール」は個人的には好きなのだが、プレイ感がシビア過ぎるか・・・
キースリングのダブル受賞を見てみたいが、ちょっと厳しそう。
ってことで、KDJは「クアックサルバー」で!