キャンプに来た若者を狙うジェイソン的な殺人鬼。
章立てされた「スコットランドヤード」風ゲーム。
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1人が殺人鬼、5人がキャンパーとなる。
殺人鬼はミスターXのように姿が見えない。
キャンパーは殺人鬼を避けつつ小屋の鍵を見つけて小屋に逃げ込むことを目指す。
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ルール的にはほとんど「スコットランドヤード」と同じ。
立場が逆なんで、逆スコットランドヤードかな。
変わっているのは、殺人鬼とキャンパーで使うマスの種類が違う。
殺人鬼は数字のマスしかカウントせず、キャンパーは逆に数字がないマスしかカウントしない。
場所によって、それぞれのスピードが変わってくるわけだ。
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「スコットランドヤード」だと使用した交通機関によって推理したが、そういう推理要素は薄い。
一部アイテムがとっかかりになるのだが、乱発は出来ないので基本的に一か八かの2択勝負になる。
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ここまでの説明は第1章のルール。
第1章を終えると、そのまま第2章に進み、最大第4章まで進む。
前の章の状況が影響する、ちょっとしたレガシーシステムとなっている。
ただ、記録は出来ないので1日で一気に遊ばなければならない。
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で、第2章では追う側追われる側が逆転して、通常の「スコットランドヤード」っぽくなる。
俄然こっちの方が面白くて、ということは「スコットランドヤード」やれば良いんじゃないの?って気に・・・
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箱絵と概要から想像は出来るけど、雰囲気ゲーなのでテーマ好きじゃないと厳しいだろう。