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タグ: モンバサ

モンバサ

評価:7/10

アフリカでの貿易会社の発展がテーマ。

スカウトアクション2位。
2011年のヒッポダイスコンテスト受賞からの商品化。 

「スカイアイランド」「ブルームサービス」コンビの片割れ

アレクサンダー・プフィシュター

作。

最近ノッてるね!名前覚えとこう!

4つある貿易会社を陣取り的に発展させて株価を上げる。 

その会社の株券を売却してお金を得るわけだが、ゲーム中は株券を獲得する事しかできず、最後にまとめて売却。 

なので、株価の変化で儲けを得るっていう株ゲームではない。 

あと、株以外にも帳簿トラックやダイヤモンドトラックがあり、ここの収入もバカにできない。 

システム的な特徴は一風変わった手札管理。

ラウンド毎に3枚のカードをプレイして、ラウンド最後に捨て札にするのだが捨て札も3箇所あって、それぞれに1枚ずつ置かれることになる。

で、その前に、捨て札の山1つを選んで、全てを手札に回収する。

捨て札ですら計画的に構築しないとバランスの悪い手札になってしまう。

さらに、同じことを何度もやることが難しく、単調にならないようにもなっている。

あと、帳簿トラックもちょっと変わっていて、トラック上に自分でタイルを配置しつつ、その上を進んでいく。

タイルには、進むための条件が描かれているのだが、これは自分がこのラウンドプレイしているカードの種類。

進むための「条件」なだけなのでカードは消費しない。

できるだけ同じ条件タイルを揃えて一気に前進する計画性が求められる。

ここまでだとソロプレイゲームなのだが、ここに先取りのワーカープレイスメントアクションや早取りのカード購入や株式トラックの先取りボーナス等々、インタラクション要素もしっかり入れている。

要素モリモリでインストは大変なんだけど、なぜか頭からルールが抜け落ちにくい。

例外処理がなくて、テーマに馴染みがあるからかな?

個人的には許容範囲外の長さなんで絶賛しにくいけど、長時間ゲームが苦にならない人にとってはタマラナイはず!