愛情と憎悪から殺人事件の犯人を見つけ出す。
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テーマから推理ゲームだとばかり思っていたが、推理要素は一切ない。
手番では、
・人物タイルを配置する。
・特殊能力カードをプレイ。
がメインの選択肢となる。
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最初は死体タイルだけが置かれているのだが、それに接するようにタイルを配置していく。
タイルには辺に矢印が描かれていて、これが向かい合うと、その二人に関係性が生まれる。
赤い矢印は憎悪、青い矢印は愛情となる。
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死体に対して憎悪を抱いている人物タイルは犯人候補となる。
死体に対して憎悪を抱いている人物タイルに対して愛情を抱いている人物タイルも犯人候補となる。
死体に対して愛情を抱いている人物タイルに対して憎悪を抱いている人物タイルも犯人候補となる。
犯人候補の中から最も矢印の合計が動機ポイントなり、これが大きい人物タイルが犯人となり、それを置いたプレイヤーが得点を得る。
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と、タイル配置ゲームなわけだが、ここに特殊能力カードが入ってくる。
この特殊能力の中に動機ポイントをプラスマイナスするカードがあるのだが、これがかなり強力で、ほぼこれで勝敗が決まる。
勝敗云々よりも「こいつは前々から嫌われていた」とか「実は不倫関係にあった」みたいなフレーバーを楽しむゲームだろうね。