ロンデルじゃないゲルツ。
インカ人がトウモロコシ食べて、服やコカや壺を作って、寺院でラマを生贄に捧げて、伝令が山を駆け上がり、山頂で神からの啓示を受ける。
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マップ上のエリアを1歩ずつ移動して、そのエリアのアクションを行う。
エリアに留まってアクションを行うことはできないので行ったり来たり。
やっぱり、なんとなくロンデルっぽい。
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あと、「スペイン人が来るか来ないかで得点計算が変わる」っていうマルチエンディングシステム。
どっちのエンディングになるかで勝者が変わるので、自分が有利なエンディングへじんわりと寄せていこう。
とは言え、基本点はどちらも同じなので、マルチエンディングゲームによくある逆方向へ突っ走る2グループって展開にはならない。
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同じくロンデルじゃないゲルツ「コンコルディア」と比較してみよう。
後発である「コンコルディア」の方が、見通しが良くて洗練されている印象。
だが、「マチュピチュの王子」にも、マルチエンディングシステムや、各産物の価値変動など、見えにくいボンヤリした流れがあって、これが見えてくると「わかっている感」が楽しくなりそう。
初回プレイでの面白さは「コンコルディア」、何回かやって味が出てくるのは「マチュピチュの王子」って感じかな。