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タグ: マジックマナー

マジックマネー

Magic Money

評価:5/10

競りに負けてもお金を消費する「Q.E.」。

基本ルールは「Q.E.」とほとんど同じ。
デザイナーは別人で「Q.E.よりも先に作ってたよ」とBGGのフォーラムで書いているので偶然の一致なのかも。

一番大きな違いは「競り負けても、消費扱いになる」と言う部分。
競り負けたプレイヤーの入札額は非公開だが、最後の脱落チェックには使用されてしまう。
ギリギリで競り負けるのが怖すぎて、絶対に落とす気で大きめに行くか、最低値である1を書くか、全員1を書くと読んで5,6あたりを書くか。
緊張感と言うよりも、ただ選択肢が狭まっているだけに感じた。

あと、競り落としたプレイヤーが次の親プレイヤーになるのだが、親プレイヤーのオープンビッドの最大額が「前回の落札額の10%まで」となっている。
異常なインフレを防止するっていう意味合いなんだろうけど、流石にセーフティーが過ぎる・・・
負けても消費扱いになるんだから、「最大が前回の落札額」ぐらいでも十分機能するんじゃないかな。

あと、落札対象となるカードにも色んな特殊効果が付いている。
「Q.E.」は狙うべきタイルが見えすぎていたところがあるので、ちょっとしたブレがあるのは良いかと思ったのだが・・・効果が派手だったり頓珍漢だったり・・・
特殊効果の選定具合で、デザイナーの信頼度を計っちゃうよね。

ちょっとしたルールの違いでここまでプレイ感が(個人的には評価も)が変わってくるのか・・・
ゲームデザインって繊細!