コロヴィーニが作った文明発展系。
999ゲームズから出たエッセン新作(?)
・
カードを引いて、お金を払ってカードを自分の前に配置。
カードによって、収入、得点、戦力、交易力、特殊効果等々を得る。
という至って平凡な概要なのだが、細かい所にコロビーニ節が。
・
カード2枚ドロー後に競りが発生。
手札からカード1枚を「裏向き」に提示して、それを他プレイヤーが競る。
お金のやり取りはプレイヤー間で行われる。
裏向きのカードを競るっていうのが変わっている。
しょーもないカードを引いたら競りに出して、お金に変えることが出来るよっていうバランスの取り方だろうか。
・
交易も変わっている。
他プレイヤー一人を指定して、交易を行う。
手番プレイヤーは指名したプレイヤーの交易力分のお金を得て、指名されたプレイヤーは手番プレイヤーの交易力分のお金を得る。
交易力が高いプレイヤーは交易を申し込まれやすいわけだが、これが戦争と関係している。
「同じ手番宙に交易を行ったプレイヤーとは戦争を行えない」。
交易力を上げておけば、戦力が無くても戦争を仕掛けられにくくなっているのだ。
・
戦争は自分より戦力が低い相手を指名出来て、相手のカード枚数分のお金を得られた上に、相手のカード1枚を破壊。
攻撃した側もカードを1枚捨てなければいけないので、戦力を維持し続けることが難しくなっている。
また、戦争によって失ったカードはゲーム終了時に得点となるので、戦争を仕掛けられることの補償となっている。
・
工夫は見られるのだが、バランス取りをプレイヤーに投げている部分が多く古臭い。
オランダは全体的に古臭いデベロップしてくるね・・・嫌いじゃないけど。