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タグ: ヒーフー!!

ヒーフー!!(仮コンポーネント)

Hii Fuu!!

評価:6/10

2回だけトリックを取ることを目指す。
次の大阪、東京ゲームマーケットで発売される同人ゲーム。
ボードデータとルールが公開されていたので、代用品で遊んでみた。

4スート、1~15。(5人プレイ時)
マストフォロー、切り札無し。

カードは配りきり12枚ずつなのだが、最初に3枚を選んで捨てる。
残った9枚で9トリック。
目標は2トリック「だけ」勝つこと。
1トリックだけだったり、3トリック取ったら無得点。

ルールはこれだけ!
が、得点の工夫が秀逸!
より後に2トリックを達成したほうが高得点となっている。
これによって、「ささっと2トリック取って、後はガチ降り!」みたいな安易な作戦は通用しない!

更に、ラウンドが進むごとに獲得点数が増えるようになっていたり、10点獲得でサドンデスと言うルールが緊張感や起伏を生み出していて、ずっとダレずに緊張感が続く。

シンプルなルールの肝が最大限に生きるように丁寧に調整したんだろうなぁと想像できて感心させられっぱなしだった。

トリックを取るごとに「ヒー」「フー」って言わなければならないルールも、何気にゲームの楽しさに貢献してる気がする。
「もう、フーしちゃったよ!」とか「勝つには奴をミーさせるしかない!」とか程よい隠語感がゲームを盛り上げてくれた。

抜けるカードが多いので、そこまでシビアなゲームでは無い。
終盤のギャンブル感も「運ゲー」と言うよりは緊張感に繋がっているように感じた。
トリックテイキング好きは、持っておいて損は無いんじゃないかな。

カードイラストもかっこよさそう。
是非とも本物を手に入れて4人でも遊んでみたい。(5人も面白かったけど、真価を発揮するのは4人な気もしている)


(追記)
4人でも遊んでみたけど、思った以上にプレイ感が変わった・・・ダメな方に。
5人と変わらず9トリックなので、全員が2トリックずつ取っても1トリック余る。
「トリックを取りたくない」方に思考が働く。
そのうえで、手札13枚から4枚も捨てるのでボイドだらけ。
プレイヤー人数が減っていることもあって、序盤でも2や3の低いランクでもトリックに勝ってしまうことが多々起こる・・・
と言うことで、5人プレイがオススメ。
4人プレイなら、
「1~9のみ使って、2枚捨てて7トリック中2トリックで得点」
当たりのバランスが好み。