チリの港街バルパライソが舞台のアクションプロットゲーム。
「ロココの仕立て屋」のマティアス・クラマーじゃない方コンビのエッセン新作。
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アクションカードを4枚プロットして、順番に1枚ずつ実行していく。
他プレイヤーのプロットしたカードを見て、計画が狂いそうなら小銭を払ってプロットしたカードの実行順を変更できる。
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「村での貿易」アクションに特徴がある。
実行できるアクションが縦に並んでいて一番下しか実行できず、それを実行すると、ベルトコンベアみたいに次のアクションが流れてくる。
狙ったアクションを一回逃すと中々戻ってこないので、タイミングがシビア。
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運要素少なめなので、1ラウンド目からしっかり狙いを見定めていかないと勝てない。
誰かが18点を取るとゲーム終了なので、思ったよりもコンパクトなラウンド数ながら、密度の高いプレイ感。
プロットゲームでありながら、外した時の補償やBプランへの変更の余地があって優しい。
その分、プロットゲームの良さであるテンポを削いでしまっているが、十分その価値がある調整だと感じた。
タイミングの厳しさと失敗への優しさが良いバランスでまとまっている。