最高のバンドを作るために、アメリカ南部の街ニューオリンズを駆けまわる。
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盤面にはズラーっと裏向きのカードが並ぶ。
駒を動かしてカードを取っていくのだが、斜め有りで2歩動けるので不自由さは無い。
駒なんて無くして好きなカードをめくっても良いぐらいだ。
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カードは大半がミュージシャンカード。
ミュージシャンカードには、楽器と能力値、そしてそいつのワガママポイントが書かれている。
「女がいるバンドじゃないと演奏しない」や「能力値が87以上の奴がいるバンドでは演奏しない」みたいな感じだ。
バンドには「パーカッション」「リズム楽器」「管楽器」「その他の楽器」「歌手」がそれぞれ1人以上は必要。
バンドを成立させるのも中々大変だ。
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カードにはイベントカードもあって、「1回休み」や「最終的に-70点」と悪いものから「1人のワガママポイントを無効化」や「最終的に+50点」みたいな良いものまで様々。
中には「アイスクリームが置いているだけだった」みたいな何も起こらないカードも。
何も起こらないカードは大体場に残るので若干の記憶が必要だ。
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あと、ゲーム中盤以降、ここに交渉が入ってくる。
「嘘を言ってはいけない」っていうルールなのだが、カード内容全てを説明する必要はない
「バンジョー奏者いらないかーい」とだけ言って非道い性格のミュージシャンを押し付けるのだ。
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真剣に勝敗にこだわるようなゲームじゃないけど、雰囲気はとても良い。
徐々にメンバーが揃ってくると、勝負そっちのけで良いバンドを作りたくなってくる。