みんなで巨大なガレー船を作る。
ワーカープレイスメント。
「春秋戦国」のデザイナー。
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作るものは3つ。
「ガレー船」「ゴンドラ」「堤防」。
ガレー船は得点、ゴンドラはお金、堤防は特殊効果を生み出す。
これらの作り方は同じで、「山から3枚引いて、1枚手札」アクションをしてから「手札から1枚を建設」。
ワーカーアクションのほとんどは、この「タイルドロー」と、「タイル建設」の2種類になっている。
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で、このゲームの最大の特徴が、「毎ラウンドワーカーコストが変わる」ってところ。
ラウンドの開始時に5色のダイスを振る。(4人プレイ時)
それぞれのダイス目が、その色のワーカーアクションの割引額を表している。
大きい数字ばかりだと、ほとんどただでアクションをできるが、小さい数字ばかりだと、どのアクションをするにもお金が必要になってくる。
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部分的に見ると、普通に面白いワーカープレイスメントなのだが・・・
冗長!展開が無い長さ。
ダイスロールで、ラウンドごとの展開を出そうとしているのだろうが・・・
各色のアクションに特徴がつけられていないので、大きな起伏を生み出せていない。
青ダイスは建築のみ、黄は獲得のみみたいな、わかり易い特徴を付けたほうが良かったんじゃなかろうか。
他にも、計画を台無しにするアクションが沢山あったりしてちょっとバランスが悪い感じ。
イラストの雰囲気はあって良いんだけどね・・・