ワーカープレイスメントで空中都市を作る。
シュピールワークスのエッセン新作。
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ゲームは2フェイズに分かれている。
最初は「マーケットフェイズ」。
4×4のマスに置かれたタイルを取るフェイズなのだが、手番順に自分の飛行船駒を1つずつ外周に置いていく。
その後、手番順に自分の飛行船を置いた列のタイルを購入できる。
飛行船の隣は1金で2マス目は2金・・・みたいに離れるほど高くなる。
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次に「ワーカープレイスメントフェイズ」。
8箇所ぐらいあるアクションエリアにワーカーを置いていって各アクションを実行する。
アクションは、お金を得たり、資源を得たり、土地を獲得したり、建物を建てたり、手番順を取ったり。
基本的には建物を建てることで収入を増やして、ドンドン成長していく拡大再生産ゲーム。
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これを7ラウンド繰り返す。
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得点システムがちょっと変わっていて、名声を増やして10名声点を獲る毎に、その時点の自分の建物数に応じた人口が増加する。
最終的には人口数で勝負。
ちょっと変わっているけど、特に深みは生み出せていない。
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プレイしてみて感じた印象としては「ユルユル」。
ワーカープレイスメントは、1アクションに複数マスあるタイプな上に1マスに重ねて置くことができるので、置けなくなることなんてほぼ無い。
さらに、建物建設の陣取りに関してもユルユル。盤面は十分広い上に斜めも隣接扱い。
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戦略の幅も狭そうなんで、リプレイ性も低そう。
個人的には、もっとギチギチにして欲しかった。