メモの要らない推理ゲーム。
1ラウンド5~10分ほどで終わるライトな推理ゲームなのだが、テーマは東西ドイツの検問所での容疑者探しと妙に重い。
・
「毛の色」「サングラスの有無」「帽子の有無」「新聞の有無」「コート or セーター」という5つの要素。
これらの要素が異なる2の5乗=32枚の容疑者カードが山になっている。
最初に各プレイヤーはいずれか1種の特徴の正解を知らされる。
・
手番では、山から1枚を表向きにして「自分が知っている要素と一致しているか」を答える。
要素が一致している場合は場に並べられ、そうでない場合は捨て札となる。
・
これを繰り返して、容疑者だと思うカードがわかったら手番関係なく自分のチップをそのカードの上に置く!
誰かが置いたカードには重ねて置けないので、反射神経勝負になることも!
1人以外がチップを置き終えたら答え合わせして、正解なら高得点チップ、1つだけ間違いなら小得点チップ、それ以外なら罰点チップを受け取る。
・
これを3~5ラウンド繰り返すだけだ。
メモは要らないと言いつつも、特徴が一致していないカードは捨て札にされてしまうので、ぼんやりでも記憶の必要がある。
さらに、複数ラウンド行うので前のラウンドと記憶がゴチャゴチャになって・・・パニック!!
・
推理ゲームにスピード要素を入れてくるとは面白い!
「四人の容疑者」とは別のアプローチの短時間推理ゲーム。
本格推理好きには非難されそうだけど、中々良いんじゃないでしょうか!