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タグ: セネター

セネター(ファンタジーフライト)

Senator

評価:4/10

元老院議員となって競りで議題の可決を争う。

スタートプレイヤーが議題タイル(特殊効果+得点)を決定してから、スタンダードな時計回り競り上げ競り。ハードパス。
議題タイルが1枚1点となる。
議題タイルは競り落とすと自分で獲得せずに他プレイヤーに押し付ける事が出来る。
議題タイルの中には相性が悪い組み合わせがあって、これらが揃うと捨て札になってしまう。
そういうタイルを押し付けて攻撃することも出来るわけだ。

あと、強烈なのが「暗殺者カード」。
基本的に競り落としたプレイヤーのみがビッド額を支払うのだが、誰かが「暗殺者カード」を出すと、この競りで出された全てのお金が捨て札となってしまう。
これが強烈!しかも、各プレイヤーが1枚ずつ持っている。

手札も公開の完全情報ゲーム。なので、自然とトップを叩きあうドロドロのマルチと化す。
スタンダード競りでマルチゲームの何が面白いのか!お仕事合戦!

セネター(新版)

評価:7/10

2017年のエッセンで「クー」のメーカーから発売された「セネター」のリメイク。

イラストがパワーアップしたのと、ちょっとしたルール変更。

昔のヘタウマなイラストも捨てがたいが、全体的な雰囲気は良くなっているんでは無いでしょうか。

ルール変更で、誰かが「得点化」アクションを実行した際に、そのプレイヤーに5金を支払うことで相乗りできるようになった。

これによって、唐突なゲーム終了が起こっても、相乗りしなかった自分の責任になるので、盛り下がらないのが良い。

拡張ルールとして、永続能力カードが追加された。

永続能力も奪い取れるので、「脅迫」アクションが起こりやすくなった。

近年のゲームにはない荒々しさだが、今、それが良い!

カードのめくりやら、攻撃的なカードもあって、普段なら嫌な気がするのだが、なぜかそれが許せるゲームデザイン。

なんでだろうか、競りで丸め込むことで納得感が出るのかな・・・?