競りで株を手に入れる、ちょっと変わった株ゲーム。
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ボードには6つの会社の株価。
ラウンド毎に各自に配られるインサイダー情報を元に、これら6社の株の売買で儲ける。
普通の株ゲームなら、安い時に買って高い時に売るのだが、このゲームは感覚がちょっと違う。
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というのも、株の購入額は株価で決まるんじゃなくて、競り。
もちろん株価が低い株は安めで競り落としやすいのだが、株価は結構ダイナミックに動くので、現時点での株価はそれほど信用出来ないのだ。
競りを通して、他プレイヤーの持っている情報が透けてくる。
なかなか面白い仕組みだ。
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あと、株価が最高になるとボーナスをもらったうえで株価は中央に戻る。
天井知らず。
逆に、株価が最低になると、株券は全部没収。
緊張感!
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今回、いきなり上級で遊んだ。
変更点は、6社の株トラックに特徴が出るのと、各プレイヤー毎に異なる永続特殊効果を持つっていう2点。
株トラックの特徴付けは、確かに展開のバリエーションがあって楽しいのだが、株価トラックが短い会社の動きが急すぎて、株価の流れみたいなものは感じにくい気がした。
あと、特殊効果は効果の強弱がマチマチかもね・・・
最近のゲームによくある、上級ルールの方が大味になるパターンっぽい。
でも、このゲームはジリジリ楽しむって言うよりは、心理戦寄りで遊ぶほうが正解だろうから、上級ルールが良いかもね。
本当にそうなのか、基本ルールも遊んでみたい。