「スコットランドヤード」をブラント夫妻がカードゲーム化。
ニュルンベルク新作。
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ボード版とは大幅に変わっていて全然別ゲーム。
初期手札にミスターXカードが含まれているプレイヤーがミスターX。
探偵はミスターXが誰かを探り当てて、ミスターXカードをババ抜きすることを目指す。
ミスターXは山札が尽きるまで生き抜くことを目指す。
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で、手番アクションの選択方法が一風変わっていて面白い。
場に3つのカード置き場があって、左から右に昇順にならなければならない。
「30、50,80」という場の場合、55は中央、85は右にプレイすることになる。
そして、出した場に応じたアクションを実行できる。
状況に応じてやりたいアクションが変わってくるので、場の数字をコントロールしてアクションの選択肢を絞っていく。
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勝敗がババ抜きで決するので、運が悪い(良い)と数手番で終わることもあるが、そこらへんはご愛敬。
カードゲーム化は手堅く作りがちなのに、新鮮なプレイ感で攻めていてナイス!