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タグ: サンフランシスコ

サンフランシスコ(アミーゴ)

San Francisco

評価:5/10

1906年のサンフランシスコ地震で壊れた街の再建。

競りで盤面にマーカーを置いていき、マスのマジョリティを取れることが確定すると得点。
とにかく競りに次ぐ競り!

競りの方式は大きく3種類。(ラウンド開始時に山からカードをめくって決める)

1つ目は影響力を使った競り。
全員が0~9の影響力カードを持ち、そこから1枚を同時出し。
上位〇人がマーカーを置ける。(何位まで置けるかは毎ラウンド変わる)
同じ影響力を出してしまうとキャンセルされる「ハゲタカ」式。
マーカーを置いたプレイヤーは出したカードの影響力を失うので、あんまりはっちゃけ過ぎると、後で後悔することになる。

2つ目はお金を使った競り。
こちらはスタンダードな周回競り上げ式。
最後に残った1人だけが競り値を払ってマーカーを置ける。

3つ目は配置場所同時決定のバッティング。
まず、全員が「4のマス」か「5のマス」か「6のマス」のどれにマーカーを置きたいかを同時決定。
1人だけが選んだ場合は、1金だけ払ってマーカーを置ける。
2人以上が被った場合は、紙幣を使った同時入札。

他にも、定期的にイベント的なアクションカードがめくられるのだが、これの実行権利も競る!

とにかく競り!競り!競り!

「ハゲタカ」式のキャンセルや「バッティング」で被らなかった場合のポロリ配置、イベントでの資金の補充タイミング等々・・・そこかしこに粗さがあるゲームなのだが、全てが粗いので許せる感じがある。
むしろガチガチのバランスで、競り続けてたら疲れ果ててしまうだろう。

昔のボードゲームを懐かしむノスタルジィもあって、大変楽しめた。

サンフランシスコ(クニツィア)

San Francisco

評価:6/10

「コロレット」的なカード獲得で街づくり。
クニツィアの新作。

手番でできることは「カードを配置」か「カードを獲得」の2択。

「カードを配置」は、山からカードを1枚めくって、場の3列のカード列のいずれかに追加する。

「カードを獲得」は、場のカード列から1列を選んで全てを獲得してマイボード上に配置。

「コロレット」と違って、カードを獲得してもラウンドを抜けずに、契約書タイル1枚を受け取る。
契約書タイルを持っていると、「カードを獲得」アクションに制限がかかる。
自分が持っている契約書タイルの枚数より多くカードが並んでいる列からしかカードを取れない。
これが、ルール聞いただけだといまいちピンとこないのだが、契約書を持っていると想像以上に足元を見られることになる。
なので、基本的に契約書は簡単に取らないようにしたいのだが、早取りボーナスがそれのカウンターとして効いている。

概要は「コロレット」とソックリなんだけど、遊んでみるとプレイ感は違う。
獲得したカードの内で不要なものは捨てられるので、余計なカードを追加するっていういじわるは無いんだけど、他プレイヤーに都合が良すぎる組み合わせは作れない。

マイボードを埋めて都市を発展させていくのは楽しいが、終始他プレイヤーを警戒するじとーっとした陰湿さが付きまとう。