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タグ: サンタ・ティメア

サンタ・ティメア

評価:5/10

風向きに左右されるトリックテイキング。

4スート、1~14とジョーカー4枚の計60枚。

手札は12枚。

これとは別に風向きカードがあって、これは1~3の4スート、1,2は2枚ずつなので、計20枚。

風向きカードが表向きに3枚並んでいて、この先3トリックの風向きを表している。

メイフォローで、何を出してもいい。

ただし、先ほどの風向きカードが重要で、風と同じ向き(色)のカードだとランクはそのまま。

逆風のカードだと、ランクは0に。

それ以外の向き(90度違い)だとランクが半分になる。

で、一番小さいランクのプレイヤーが負けで、風向きカードを失点として受け取る。

一番大きいランクを出したプレイヤーが次のリードを行う。

で、このゲームの肝はバッティングキャンセルルール。

ランクが半分になったりするので、同じランクのプレイヤーが複数出ることがあるのだが、それらのプレイヤーは勝ちも負けもしない。

リードを取るメリットがあまり無いので、このバッティングが最強の手となる。

全員がこれを踏まえたうえでプレイすると低ランクのカードにも使い道が出てきて、別の世界が見えてくる。

ただ、バッティングを受けるかどうかは、片割れを持っているプレイヤーの気持ち一つ。

誰かを負けさせようと思うと簡単にできるので、そこらへんはちょっとモヤっとする。

とはいえ独自性があり、それが十分機能している。

トリックテイキング好きは一度遊んでみてほしい。

バッティングとか配り切りの関係で5人プレイがベスト。