犬の競馬。
「サンクトペテルグルク」や「ストーンエイジ」のハンス社長の古い作品。
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各自が自分の犬を持っていて、カードプレイで進める。
1~20のカードを個人山札としてここから6枚を手札にする。
手札を6枚の数字の合計を宣言して、数字が高い犬は本命、数字が低い犬は大穴ッて感じで倍率を決める。
それを見て、各自が単勝、複勝、馬単でお金をクローズで賭ける。
その後に手札から1枚を選んで除外。
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レースはカードプレイで行われる。
先頭の犬から順番に1枚ずつカードを出していく。
全員が出し終わったら、その中で1番の犬が2番の犬との差だけ進む。
2番以下の犬は一切進まない。
そして、5枚の手札を使い切ると使った5枚を手札に戻せる。
同じ5枚を使い続けるので1周すると各自の手札構成がわかるようになっている。
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この移動方法と賭けが上手く機能していて、大穴に賭けているプレイヤー同士で意思疎通を計って大逆転を生み出すことが出来る。
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中々面白いシステムなのだが、結局最初の1枚除去とビットでほとんどが決まる印象がある。
上級ルールとしてプレイヤーのうち一人が胴元となって、他プレイヤーのビットを外しにいくルールがあるのだが、こっちだともっと波乱が起こりそう。
是非とも、上級ルールも試してみたい。