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タグ: グラスゴー

グラスゴー

Glasgow

評価:5/10

「グレンモア」式アクション選択でグラスゴーの街づくり。二人用。
ルックアウト、新人デザイナーの新作。

環状に並んだアクションタイル場を周回してアクションを実行して行く。
後ろにいるプレイヤーが手番となり、好きなだけ進めて着地したアクションを実行する。

アクションのほとんどは「資源獲得」か「資源を消費しての建物建設」。
建物が共通の場に配置されるのが特徴で、位置関係で得点が変わる建物だったり他タイルの配置によって資源を生み出す工場が深みを加えている。
あと、20個の建物が建つとゲーム終了なので、終了タイミングも担っている。

地味だけど効いているのは、各資源の所有上限。
レンガは5個、鉄は4個、金は3個までしか持てない。
相手がパンパンになっている状態で相手の工場を起動したり、相手にとって無意味なアクションを見定める面白さがある。

アクションタイルの並びはゲーム中変化しないので、最初は「単調な展開になるんじゃ・・・」と不安になったのだが、遊んでみるとそんなことは無く、序盤中盤終盤で思った以上にゲームの起伏があった。

中々良くできているので、評価5と6で迷ったが、このゲームならではって部分が無いのがマイナス・・・
見慣れたクレメンス・フランツのイラストが逆に平凡さを強調してしまっているのかも・・・