牧歌的なイラストから想像できない厳しい競り「クーハンデル」が長い時を経てボードゲーム化。
ニュルンベルク新作。
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大枠は同じだが、自由にアクションを選べるんじゃなくて、スゴロクして止まった位置のアクションを行う。
とは言え、お金を支払うことで歩数を調整できるのである程度の自由は効く。
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アクションは、「競り」「クーハンデル(交渉)」の他に、特殊チップの購入や「動物価値の変動」、「コストとして使用されたお金の回収」等がある。
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競りの種類が10種類!(うち2つは二人用なので、実質8種類)
その中から4つだけを使う。無限のバリエーションってわけだ。
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あと、各動物が4枚1セットじゃなくて、3枚1セットになっている。
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同じことを延々と繰り返す「クーハンデル」に比べると競りのバリエーションやら特殊タイルやらで華やかさは増した。
ただ、その分、焦点がぼやけちゃってる印象。
新しいルールからも雑な印象を受ける。
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あと、ゲームのスピード感もかなり異なる。
というのも、
ゲーム終了条件が「全動物がセットになったらゲーム終了」じゃなくて「全動物が競りに出されたらゲーム終了」に変わっている。
想像以上にスピーディー!気がつけば終了間際!
全員、1セットずつしか作れず終わった・・・
「クーハンデル」は、序盤の動きはそれ程重要じゃない印象があるんだけど、これは序盤からちゃんと考えてプレイしないとダメっぽい。
そこら辺を踏まえて遊んだら、もっとしびれる可能性もあるんじゃないだろうか。
もう一回遊んでみよう。