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タグ: クリベルン

クリベルン

Kribbeln

評価:5/10

一捻りある「ヤッツィー」。
「ザ・クルー」のトーマス・シングの2016年のゲーム。
「ザ・クルー」を受けての過去作振り返り。

6つの特殊ダイス。
出目は1~6で、それぞれ異なるバリエーションの色になっている。

3ラウンド×3ターン。(最終ラウンドだけ4ターン)

「ヤッツィー」と違って、ラウンド毎に目指す役が決まっている。
「青がちょうど2つ」や「同じ色が4つ」等々・・・
役は色のみに限定されていて、役が達成できそうなら出目自体はとにかく大きい方が良い。
全員がチャンレジした後に、役が出来た人の中で出目合計の大きい順に得点が入る。

役が出来なかった場合に特徴があって、素直に×をマークして得点を放棄するか、×を書く代わりに各ラウンドの最終ターンに用意されている「クリベルン」欄に今回の合計値を書き込み、再チャレンジするかを選べる。
「クリベルン」欄は、役関係なしでとにかく出目合計を書けるのだが、各「クリベルン」は徐々に数字を上げていかないとダメという制約が入っている。

この「クリベルン」欄のルールが上手くて、「ヤッツィー」亜種としては出色の出来になっている。
個人的に「ヤッツィー」等のダイスゲームは苦手なのでこの評価だが、このタイプが好きな人は是非プレイしてみてほしい。