「キャメルアップ」のカード版。
ダイスロールの代わりに、各プレイヤーが2枚ずつカードを仕込んで山にする。
エッセン新作。
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レグの開始時にレースカードを6枚ずつ配る。
そこから1枚を裏向きで場に出し、1枚を表向きで場に出す。
そして1枚を手札に残して、残りは捨てる。
場のレースカードを集めてシャッフルし、これがダイスの代わりとなる。
(5人プレイ時の枚数。プレイ人数によって変わる。)
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手番では、
「レースカード山札をめくる or 手札からレースカードを1枚出す」
「ビッドカードを取る or オアシス/キツネを置く」
を任意の順番で行う。
レースカードは色と歩数が指定されているのだが、6枚中5枚は1歩で、1枚だけが2歩。
大体、「キャメルアップ」と同じなんだけど、ラクダ移動とビッドを「両方やる」ことになってるので、テンポは早い。
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ラクダは大体1歩ずつ動くので、オアシス/キツネ(砂嵐)が起動しやすい。
1回起動したら場に戻る。
起動しても1金はもらえず、逆に最後まで起動しなかったらマイナス1金となる。
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最終順位も、クローズビッドじゃなくて、早取り式になっている。
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プレイヤーが山札を作るので、心理戦の様相が強まっている。
更に、手札を使えるので場のコントロールが容易に。
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別メーカー・別デザイナーだけど、「ベガスカードゲーム」と調整の仕方が似ている。
こちらも、上手いカードゲーム化だと思うが、レースゲームはダイスのドキドキ感の方が合ってる気がする。