塔の建設によるエリアマジョリティ。
2001年の年間ゲーム賞ノミネート。アラン・ムーン作。
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塔を自分の前に建設してからボード上に配置するっていう2ステップの建築法。
塔は土台を積み重ねてから屋根を置くのだが、屋根を置いてしまうとその塔にはもう土台は追加できない。
で、エリアへの配置にも制限がある。
そのエリアに置いてある最も高い塔の階層と同じか1つ高い階層の塔しか配置できない。
しかも、同じ屋根の形状の塔しか置けない。
手番には1アクションしかできないので、下手に動くと、どこにも置けない塔が自分の前に残っちゃったりする。
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エリアマジョリティなので、できるだけ後に手番を行いたいのだが、一回パスするとそのラウンド中、手番は回ってこない。
ラウンドの最後には、残った手札を使った競りもあるので、いつ抜けるのかが非常に悩ましい。
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ムーンなのでもうちょい緩いのか思ったけど、想像以上に鋭かった。
まぁ、カード運がある程度あるのでガチゲーマーには不向きだろうが、中量級好きにはオススメ。