動物たちの水場争い。
クラマー&キースリング新作。
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1~11の動物タイルが8枚ずつとジョーカータイル6枚。
場に11枚並べられたボードにタイルが置かれていて、これらのタイルを手元のタイルで上書きする。
上書きすることで、元々置かれていたタイルを手札に回収。
配置するタイルは全て同じランクで、元々置かれているタイルよりも強くなくてはならない。
同じ枚数ならランクが上回らなければならず、枚数がより多くなるならランクは関係なし。
同作者の「アブルクセン」システム、より言うと「リカーーーリング」の強弱関係。
ボードの白マス全てを埋められる数のタイルを配置できると得点!
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手番の最後に今回配置したタイルに応じて補充ボードからタイルを補充できる。
補充と書くと大したこと無さそうだが、この補充がゲームの肝な気がしているが、どうだろうか。
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全てのボードの白マスが埋まったらゲーム終了。
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基本的な流れは、同じランクのタイルをたくさん集めて、機を見て高得点ボードに大量に配置していく感じだろう。
一回、誰かが手を付け始めると、一気に得点ラッシュが始まるので、このタイミングを見るのが面白所・・・だろうか。
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システムの渋みがすごくて、全員が「わかっている状態」じゃないと楽しみにくい類のゲームだろうか。
近年珍しいタイプ・・・というか、渋いカードゲームにある見えづらさ。
1回遊んだ後に、この記事を書いていて色々見えてきた気がするが、まだまだ見えない部分が多い。
今、最も再戦したいゲーム。
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(追記)
2回目プレイしてみて、周りの動きが見えるようになってより面白くなったのだが、終盤の展開が危うい。
終了フラグの切り方で、キングメイクが起こってしまう。
それを避けて、グダグダした時間が発生。
ラウンド制のゲームなら2位を狙うっていうのがありそうだけど、1回で勝負をつけるゲームなら何かしらの調整があった方が良かったんじゃないだろうか。
ここら辺の調整の甘さがジャンボの弱さか・・・